サイト運営者日記「ぶらぶらうだうだ」&レトロ中心鉄道のコラボサイト

「タウンクリニックドットコム・時代文化ネット」を運営をするアナログ管理人の日記&趣味のレトロ中心の鉄道のコラボサイトです。

(最新更新日:2024年4月10日 掲載日:2008年11月19日)

2008年にスタートした「アナログなサイト管理人日記」と「レトロ中心の鉄道サイト」のコラボサイトです
特急はくたか豪画像1・越後湯沢駅

趣味のレトロ中心の鉄道の話題を中心に、サイト管理人が以前勤めていた証券など金融、競馬、野球などテーマにこだわらない雑感や日記を綴ったコラボサイトです。サイト管理人は2007年から地域情報サイト「タウンクリニックドットコム」を立ち上げ、2014年頃から同時並行で独自の文化資料やテーマ等で文化記録を目指す「時代文化ネット」の運営管理者です。(実は超アナログ人間ですが・・・)

当サイトの本文中の画像、文言等は諸法律に沿って使用しております。またタイトル画面は埼玉県幸手市権現堂(本人が撮影:2012年4月)。またすぐ上の写真は越後湯沢駅に停車中の特急はくたか号(本人撮影:2013年3月)。いずれも無断での転載、転用をかたく禁じます。


jidailogo3 

随筆

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起業してます に参加中!

個人でサイトを開設して約5年、元のサイトから勘定すると8年くらいこのような活動をしていますが、相変わらずチンタラやっています。

ただ事業をやっている人に数限りなく会うので、自分のことは棚に上げると事業や仕事がうまくいっている人たちにはある共通点があることに気が付きました。

もちろん人それぞれで個人差もあるのですが、大体以下のような感じです。

うまくいっている人は、

・とにかく人に親切
これは意外に思うかもしれませんが、相手を差別することなく本当に親切な人が多いです。

・余裕がある
これもうまくいっている時だけでなく、ややこしいことがあった時もそうなのですが、寛容で気持ちにゆとりがある人が多い。

あまりに大雑把でわかりにくいと思うかもしれませんが、
こういう人って人がどんどん集まってくるし、離れていく人も少ないですよね。

当然の話かもしれませんが、

努力やコミュニケーション能力、粘りや知識、スキル、ネットワークなども重要ですが、
上記のようなことが実は大前提だったりして・・

よく考えてみれば人間性が欠落している人はやはり結局は信用されませんからね。

またこれらのことは簡単なことのようにも思えるかもしれませんが、意外や意外
いろんな人に会っていると、トータルではそういう人のほうがはるかに少ない、と感じています。

もちろん私もそういう人ではありません。

だから・・・

がんばらなくっちゃね・・

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起業してます に参加中!

先日ある方と会ったときに、

「自営業始めるといろいろあるけど、みんな絶対に孤独感を味わうよね」
という話になりました。

「千○さんはどう思う?」
「そうですよね。うまくいってる時とかいってないとか関係なく時々強烈に襲ってきますよね」

「そう、私なんかそうなるとしばらくは家でじっとして何にできないときもあるのよ。2週間ぐらいかかる時だってあるわ」
「そうですね。どんなに親しい人とも、同じ境遇でも結局は別々ですからね」

「千○さんはそんな時はどうしてるの?」

「いやあ、実は僕は根暗なんで、暗い音楽とか聴きながら冷酒とかあおるのが大好きなんですよ」

「ええーっ?」

「だから。この時とばかり、暗い演歌とか昭和時代の昔の哀愁漂う歌謡曲とかをMDやPODで聴いて酒飲むんです」

「えー?」

「それでも足りない時は安いカウンターの飲み屋に出向いてそこで冷酒飲みながら、音楽聴いて一人で飲むんです」

「ひゃー」

「もっと言えば、一人旅とかも大好きで、特に冬の荒れ狂う日本海や雪景色を車窓に見ながらやっぱりワンカップ飲んだりするんですよ」

「・・・・・」

「そういうのって暗い気分の時のほうが盛り上がるでしょ?」

話していた方はもう理解不能という感じでした。

「そうなんだ・・・・・・」

☆☆☆☆☆

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随筆・ノンフィクション・自由研究 に参加中!

月曜日にサイトでお世話になっている知人のTAMAMIさんに会いました。

仕事の打ち合わせでしたが、雑談がはずんでしまい3時間くらい話していました。
長い時間付き合せてしまいすみませんでした。

その中で、こんな話をされていました。

「女はね、化粧するでしょ。そうするとそれは仮面になって、すごく強気な気持ちになって、強いことも平気で言えるのよね・・」

「そうなんだ」

「人間はね、仮面をつけるとね、強くなれるみたいね」

なるほど・・
そういえば、昔暴走族やツッパリがみんなそろいもそろってマスクしているのをよく見かけました。

彼らがそろいもそろって花粉症であることはないと思うので、

やはり仮面をつけていたのかもしれません。

マスクの上に少し見えている目で相手をじっと睨むと・・
なんともいえない恐怖の表情になります。

最近私自身でさえも、マスクをして外を歩きますが、そういわれてみるとマスクをしていると人や物を凝視する時にあまり抵抗を感じないかもしれないと思いました。

マスクは仮面・・

マスクはけっこう癖になりそう・・

☆☆☆☆☆

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随筆・ノンフィクション・自由研究 に参加中!

表題のことばはほとんど意味不明ですが、普段何気なく感じたり、聞いたりしている世間の雑音が人間にとっていかに大切であるかということをふと感じたので書いてみました。

静穏
勉強などをしていると、近所の子供の声がうるさくていらいらした覚えのある方は多いと思います。
私もその一人ですが、実は音のない世界に人間は耐えられない、ということを以前何かの本で読んだことがあります。

たとえばまったく音が遮断された空間に入れられたとします。

すると最初は大丈夫らしいのですが、そのうちだんだんおかしくなってくるそうです。

1日もたつと何も音がないのにいろいろな音が聞こえてくるそうです。
もちろん空耳です。

そして2日たつとほとんどの人は気が狂ってしまうというのです。

実際にそんな空間は人工的に作らない限りなかなか存在しないので安心といえば安心ですが・・

「シーーン・・・・・・・・・・・・・・・・・」

もう耐えられない・・

「うぉおお!」

慣れ
これも大事なことみたいです。

人間はある与えられた環境にたいして適応する能力があります。

たとえば皆よくある経験ですが、サラリーマンで転勤すると新しい人間、知らない人間の中に放り込まれます。

また営業などの仕事であれば全く知らないお客さんの担当になります。

最初のうちは名前もなかなか覚えられません。

そして神経がずたずたになるほど疲れるはずです。

それが日がたつうちにだんだん慣れてきます。

3ヶ月もたてば職場では同僚をなんのためらいもなく「けんちゃん」とか「太陽にほえろ」バリに「やまさん」などと愛称で呼んでいる自分に気付きます。
お客さんともすっかり慣れ親しみ、一部の苦手なお客さんでなければ友好関係ができていることが多いはずです。

もしいつまで経っても慣れない自分がいるとしたら・・

これも数日であればともかく、数ヶ月も続くと拷問に近い状況になります。

毎日ピリピリした緊張感が続き、飯ものどを通らないような日々になり、しまいにはやはりおかしくなってしまうのではないでしょうか。

朝の会議・・

皆注目・・・

「あ・あの・・、き・きょうの・・よ・よていですが・・、あのあの・・・」
緊張でかみまくりです。

お客さんにも・・

「あ・あの・・、せ・せん・・せんちゃんですが・・、あのあの・・・」

相手も慣れないので
「な・なんだ・・・、何なんだ・・、お前は、何が目的だっ、えっ?」

もう耐えられない・・

「うぉおおおおお!」

忘却
これもきわめて重要です。

誰でも思い当たる部分があると思いますが、嫌なことはいつの間にか忘れて、いいことはいつまでも憶えているということってよくあると思います。

もちろんいいことも忘れてしまうとは思いますが、人間は生まれてからとんでもない数のさまざまな経験をします。

いちいちおぼえているとこれも気が狂ってしまうでしょう。

たとえばもてない男がいて、十代から好きになった人に常にアタックを続けたとします。
ところが運悪くすべてふられてしまったとします。

一回一回彼は本当に真剣にアタックしてきました。

だからふられるたびに大きなダメージを受けます。

それがすべて忘れることができないので記憶の中でどんどん蓄積してきます。

「高校時代のしずかちゃん、大学一年の時のみなみちゃん、大学二年のときのまりこちゃん・・・・・」

延々と彼の頭の中には彼女たちの存在が消えない状態になります。

もう最近は目の前にいる、本当は真剣に思っている相手が、「まりこ」なのか「しずか」なのか、はたまた「みなみ」なのか判別さえ難しくなります。

そんな時にたまたま以前と同じ名前の「しずかちゃん」という娘があらわれてしまいました。

もう耐えられない・・

「うぉおおおおおおおおおお!」

要は「うるせえな」と思いながらも雑音のなかで、「またこれか・・まあ二回目だしなんとかなるさ」と思い、「あれ、俺何考えてたんだっけ?」
と過ごしていることは意外と健全なのかもしれませんね。

何が大切かといえばこの3つに限らず、意外ですが身近に空気みたいに感じているものや、そんなこと当たり前だと思っていることほど大切なものはないのかも知れません。

夜中に作業をしていたら、ふとそんなことを考えてしまいました。

「あっ、そう。それがどうしたの?」という話でした。


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創作短編物語 に参加中!

その1−携帯電話で・・
これは以前にもこのブログで簡単に書いた記憶があります。

ある日私は仕事で新宿の高層ビル街に行きました。

仕事が終わり、帰ろうかと駅に向かって歩いていると、

ふと50メートルくらい向こうで若い女の人と男の人が二人で話しているのに気付きました。

と、急に女の人が何かで男の人を叩いたように見えました。
「パキッ!」
結構大きな音がしました。

それと同時に「○×▲△◎◎◎!!」
と女性が大きな声で叫んだように聞こえました。

「なんだカップル同士で痴話げんかか、それにしても人前で派手だな・・」

と思い通り過ぎようとしました。

そのときです。
二人はついに取っ組み合いを始めました。

「穏やかじゃないな。本格的にけんかになったんだな。たいへんだね」
それでもそんなふうに思いました。

すると男性は女性の攻撃をやっと食い止めたようで、たったまま女性を押さえつけました。

「少し変だな・・」
そう感じた私は
「大丈夫ですか?」

と二人に近付きました。

すると男性は
「警察を呼んでください」

「え?」

「知り合いじゃないんですか?」

「全然、いきなり殴られたんですよ」

女性はまだ興奮して、押えられていてもまだ暴れていました。

見るとリクルートの学生か、ビジネスで回っている感じのスーツを着ていました。

たしか聞けばそこで肩が触れたとか、何かささいなことで言い合いになり、いきなり携帯で顔を殴られたとのことでした。

女性はまだ
「○×▲△◎◎◎!!」(さっきと同じですが・・)
と意味不明のことを叫んでいました。


そのうち人が集まってきました。

たくさん来たので私はもういなくてもいいと思い、その場を離れることにしました。

というのもその女性は、そんな大柄でもなく、合コンなどでは結構人気になりそうなかわいい感じでしたが、

牙をむいている野獣のような状態で、きわめて危険に見えました。

正直少し怖くなってきたのもあります。

もし押えている彼の手を振り払うことができたら、
協力者のようにふるまった私にも襲いかかってくるかもしれない・・

「○×▲△◎◎◎!!」(また同じですが・・)
とか何とか叫びながら、持っていたボールペンで刺してくるかもしれない、と思ったからです。

「そんな、おおげさな」
と思われるかもしれませんが、本当にそれくらい興奮状態に見えました。

彼女は上はスーツで下はスカートでしたが、自分がスカートをはいているのを忘れているくらい、下半身をバタバタさせて大暴れしていました。
そこには色気などは全くなく、かえってそれがまた恐怖を倍化させました。

何か面白くないことがあったのでしょうか?

「そうよ!お前のせいなんだよ!」

もしかしたらあの尖ったヒールであちこち蹴られるかもしれません。

「あいたっ、痛い!」

さらに持っているバッグを振り回して、私の顔を直撃するかもしれません。

「ぐぇっ」
さらにもう一撃
「ぎゃっ、ぎゃああああっ」

想像しているだけで寒気がしてきました。

「しっかり押えといてくれよ、俺は逃げるから・・」
根性のない私は・・

その後どうなったのか逃げ出した私には知る由もありません。

その2−ある日の電車の車内で
先日ある電車に乗ったときの出来事です。

私が座った向かいに若い学生風のカップルが座りました。
電車は少し混んでいましたが、席の前に立つ人はいない、そんな程度でした。
 
彼らは異様にイチャついていました。

皆さんも経験あると思いますが、見せよがしに公衆の面前でイチャつく、はっきりいってむかつくカップルの状態です。

また二人ともビジュアル系で、男はイケ面、女はアイドルのような感じでした。

「むかつくな・・」

多分私だけでなく、周りの乗客はみなそう思っていたのでしょう。

皆無視をしているふりをして本を読んだり、寝ているふりをしたりしているようでした。

私もウォークマンを聞いていましたが、やはり結構気になり、音楽にはなかなか集中できませんでした。

そんな状態が続き途中の大きな停車駅が近付いてきた、そのときです。

「バキン!」
きわめて大きな音がしました。
と同時にその女が男をいきなり叩きました。

平手でしたが、思い切り叩いたようですごい音がしました。

しかも頭を狙ったのでしょうが、すこしずれて顔の一部にも当たったようです。

ウォークマンで音楽を聞いていてもはっきり聞こえる音で、音楽の中のひときわ大きなドラムの音よりも大きな音に聞こえました。

女性は叩いた後で男に何か小さな声で話しかけました。
よく聞こえませんでした。

男は「いつものことだよ」という感じで、大きく反応しませんでした。

しょっちゅう叩かれているのでしょうか?

それにしても見た感じでは相当痛かったはずです。

音がいいと痛くない、とよくいいますが、見た感じではあれは音も痛みもともなう一撃に見えました。

私だったら涙ぐんでいたかもしれません。(少しオーバーですが・・)

まわりにいた人たちも少しびっくりして叩かれた瞬間に、いっせいにカップルを見ました。
でもどのような反応をしていいのかわからないのか、皆すぐ自分の世界に戻るふりをしたように見えました。

このカップルはこの先どうなるのでしょうか?

完全に力の加減をすることをしらない女。

何か気に食わないことがあると

「バキッ」「バキッ」

「ぐえっ、ぐええっ」

その叩いた音と想像した光景が反復した状態のまま私も、ほかの乗客も電車を降りました。

そんなこんなで、
「時代は確実に変わっている・・」
と確信しました。

今日は以上です。

☆☆☆☆☆

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.気になったニュース40 に参加中!

飛ぶ鳥を落とす勢いのO市長・H氏が政経塾のようなものを募集したところ、数千人におよぶ希望者が殺到したというニュースが流れました。
これからの日本はしばらくはこれがトレンドになるのでしょう。

しかしふと感じたことがあります。
今日は多少理屈っぽいので、ご辛抱を。

中身の正誤や賛否はわかりませんので一切コメントは避けますが、
ゼロから全てを構築してきたH氏はたいしたものだと思いますが、それに群がる人たちが同質であるとはとても思えない、ということです。

古来から日本で言えば大きく変換し、新しい時代を切り開いた開拓者というのが時代の節目には必ず存在しています。

たとえば

戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康
今ドラマで話題の平清盛、源頼朝
明治維新の西郷隆盛、坂本龍馬などは誰でも知っている人たちです。

また戦後の焼け野原から日本経済を再生させたものづくりのパイオニア、松下、ホンダ、ソニーなども同様だと思います。

皆に共通しているのは
言葉は悪いですが、それ以前の時代では下の下の、まったく社会から注目されないような環境からほとんど自力でのし上がってきたということです。
逆にそのような状態でないとそういう人たちは誕生していないのでは、と思えます。

もちろんその踏み台になってしまっている人たちも多々いたのではと思います。

何が言いたいのかというと、
変革や成功はすべて自分で考えて、自分で決断して、自分で切り開いていかないと実現できないのではということです。
人の敷いたレールに乗る前にまず自分でやってみる、大海原に出てみる、というのが一番大事な精神なのではと思います。
それは組織に属するとか、属さないとかそんな了見の話ではなく、自分自身がどう生きるかという生き方や考え方の問題だと思っています。

年齢も関係ありません。70にして起業、成功している人はいくらでもいます。

商売でも同様ですが、看板や技術、つながりがないところから何かを始めるのはとてつもないエネルギーが必要になります。

私も自営をはじめて数年、いまだ大きな日の目をみることも無い状態です。
もしかしたら一生そうなのかもしれません。
それでも毎日コツコツと歩を進めるしか方法はありません。

事業にしろ、政治にしろ皆同様だと思っています。
そこには勇気、感性、タイミング、運、柔軟で明晰な考えも必要です。

強力な応援者やパートナーも必要です。

さらにいえば強力なライバルや妨害者も必要なのかもしれません。
もまれて強くなるといいますから。

H氏のような人が国中から雨後のたけのこのように出てくる・・
このような状態が一番なのかもしれません。

まったく無名だから失う物やしがらみは何もなく、見栄を張る必要もなく、自由で柔軟な発想で前進する・・

過去の時代の英雄たちも、世界を見回しても、最悪の状態の中からより強力なパワーが生まれてきたように思います。

ユダヤ人、華僑の人たちも松下やソニーの創始者もおかれた環境を逆手にとって強靭な精神力で繁栄を手に入れることができたのかもしれないですね。

そういう意味では今の殺伐とした状況の中ではいずれそのような人たちが出てくるのかもしれないとおもっ次第です。

さあて、能書きはこれくらいにして、またコツコツと歩を進めなくては・・いけないね・・

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動物・植物たちの小話 に参加中!

これはフィクションではありません。
でもたいした話でもありませんが・・

先週の土曜日に立川の車屋さんに車検だった家族の車を取りに行きました。
車自体最近乗らなすぎで故障していたので、ご面倒をかけてしまいました。

当日いつものように上の事務所に行き、お茶をいただきながら社長夫婦と談笑していました。

すると、ふと奥のガラス戸のほうを見ると戸の向こうに小さな影が映っているのが見えました。

なんだ?
どうも鳥のようです。

私たちが来て賑やかに話し出したのでやってきたようです。

社長と奥さんが、
「あれはね、すずめだよ。飼ってるんだ」

え??

すずめを飼っている?

聞いたことない・・

大体人に慣れるのだろうか?

立川すずめ1
ところが、戸を開けるとすずめは、トコトコ歩いてきて皆のほうにやってきました。(写真)

どうやら突然の来訪者がだれかチェックしにきたようです。

聞くと、巣から落ちてぐったりしているすずめの雛を助けてあげて育てたら、社長の家族を親だと思いこんなに慣れてしまったようです。

朝は家から一緒に店まで通勤してくるそうです。
立川すずめ2
もちろん夜もカゴに入ってねているそうです。(写真)

これはびっくり、最近よくやっている動物動画などに投稿しても通用するのではと思いました。

すずめは来訪者が普通の善良そうな女性と少し貧弱な中年男とみるやいなや、私の方をじっと見てしばらく考えていました。

私:「もうしばらくここに居てもいいですか?」

すずめ:「おまえは見た目はあやしいけど、ちまちました感じだから恐るに足らずだな。まあしばらくここに居させてやるよ、ちゅんちゅん」

と私の来訪をこころよく許していただきました。

☆☆☆☆☆

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日記 に参加中!

今日は聞いてびっくりのつわものの話です。
◆その1・セールスマン
私は以前証券会社を退社した後、保険会社でフルコミッションのセールスマンを何年かしていました。

その時の知り合いの話です。

保険会社というのは契約を取るとその保険料に見合ったコミッションが給料としてもらえます。
私のように一般的な保険の場合は大きな金額になることはありませんが、法人などは場合によっては「え?こんなに・・」
というほどの金額になることがあります。

そういう意味では大きな契約が取れるとひじょうにいい商売ということになりますが、逆にそのような大きな契約を短期で解約されてしまうと信じられないような大きなリスクが返ってきます。
それは社員でも代理店でも共通なのですが、社員の場合はさらにその解約額が査定という数ヵ月ごとの社員資格についての評価にも関係してきます。

つまり短期で大きな解約をされると、

・その契約でもらったコミッションの大部分を返さなければいけなくなる。
・その契約で失った分のマイナスの成績を2〜3ヶ月以内に埋めるような成績をあげないと社員としての存続のの危機になる。

というようにダブルのきわめて大きなリスクを抱えてしまうことになります。

さてある私の知人の話です。
その人はある時、ある法人の大きな契約を解約されてしまいました。
その理由は税務の制度が変わったせいです。

税務の制度はよく報道などで話題になっている、税法の改正のほかにも常に行われています。
ある意味、これは今まで認めていたけど、今月からは認めないよ、みたいなことが頻繁に行われています。

特にここ数年社会情勢の大きな変化でより頻繁にこのような見直しが行われています。
一般のニュースなどではあまり表立って報道されないのでですが、企業などにとってこれはきわめて大きな問題になります。

このような話はお願いします・・、的なことは一切通じないので甘んじて受ける以外になくなります。

そしてその金額は年間保険料にすると4桁を越えるような金額だったそうです。

これは人生を揺るがすような大問題です。

一瞬にしてこのままだととてつもない金額を返還したうえに、職も失ってしまうというピンチに陥りました。

さてどうするか、

普通の人だともうどうしようもできないというのが実際の話だと思います。

しかし彼は違いました。

ほんの短期間のうちにその失った金額を越える契約を取ってそのピンチを乗り越えたそうです。

保険だけでなく、さまざまな業界で大きな契約を取ったなどという武勇伝はたくさんありますが、
このような絶体絶命のピンチを乗り切った話というのはなかなかありません。

ちなみにその数ヶ月のトータルの成績で言えばほとんどプラスマイナスゼロのセールスマンでしかないということです。

でもその話を聞いた時に私は感動しました。
多分一生で一度聞くかどうかという話だと思いました。

◆その2・昼寝
これもある知人の話です。

これは私が以前何回かお会いした著名な印鑑屋さんの社長から聞いた話です。

この社長さんは以前違う商売をしていたそうです。

その商売はひじょうに有名だったり、有力な方と会うことが多い仕事だそうです。

そうすると相手は超大物ですから、失礼や粗相があると大変なことになってしまいます。

あるとき社長さんがその先である有力な方の自宅に会いに行ったそうです。
なかなか会えないどころか、家に入れてもらうのも大変だったそうです。

何度かチャレンジしたすえにやっとの思いでその方の家に入れてもらうことができたそうです。

そしてその家の門を通り、玄関から家に上がり、部屋の中に入ったそうです。

とにかく緊張で心臓が飛び出しそうだったそうです。

そして部屋でご本人を待っていたときのことです。

ふと、そのまた奥の間でだれかがいるのに気付いたそうです。
「なんだ?誰だ?」

と見てみると、なんと、
そこには同じ会社の先輩がすでにいたのだそうです。

しかもそこで昼寝をしていたそうです。

「この人はどんな心臓をしているんだ?」

その印鑑屋の社長さんはこんなにびっくりしたことは今までも、その後もなかったそうです。

仕事はもちろん日々の努力も、人への誠意も、毎日の勉強も重要です。
でももっとほかにも必要なことがいろいろあるんですね。

どんな苦境に陥っても乗り越えてしまう精神力やとてつもない強い心臓も大きな変えがたい財産だと思ったしだいです。

☆☆☆☆☆

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恋愛 に参加中!

人の好みはさまざまで、異性の好みも全く同様です。

ちなみに私は元NHKアナウンサーのくぼじゅんこと久保純子さんみたいなタイプが好きです。

びっくりしたのは、ネットで調べたらなんと私と同じ高校の出身でした。
全く知りませんでした。

以前職場の同僚の女性に
「千○さん、どんな女性が好みなの?」
と聞かれ、
「くぼじゅんみたいなのが好みだね」
と言うと、
「なるほどね〜」
と妙に納得していたのをおぼえています。
何でかな?

要はどちらかというとさっぱりしたタイプの顔が好きだということかもしれません。

この好みを話すと、くぼじゅんには失礼になるかもしれませんが、
「千ちゃん変わってるねーー」
と皆に言われます。

自分ではなぜ他の人がくぼじゅんをいいと思わないのが逆に不思議なのですが・・

また他にも南果歩、松島菜々子(これはまともか)などなど・・・

といっても理想と現実はかなりギャップがあり、そういうタイプの女性と付き合ったことはなく(これははっきりいっても・て・な・いということなのでしょうが・・)

今まで付き合った人は皆前述の好みとは全然違うタイプです。

特に一番長い間付き合った人は、一般的にはすごく濃い顔というタイプでした。
本人も「私ってトルコ人みたいだねって言われるの」とよく言っていました。

血液型も皆ばらばらで、妻も入れるとすべての血液型がそろっています。
星座だけはなぜかみずがめ座の人が多いようです。(いわゆる1〜2月生まれ?)

当然のことですが、モテナイ男なのでそんなに人数はいませんが・・

いずれにしても結局そばにいて親しみを感じると結構簡単に好きになってしまうようです。
もちろん相手がOKすればの話ですが・・

また顔かたちなどという問題ではないところでもうひとつ大きな好みのポイントがあります。

これも「え???」

という話になってしまいますが・・

それはメガネをかけた女性が好きだということです。
理由は自分でもわかりません。

メガネをかけた女性と付き合ったことは今までありません。
ど近眼なのに車を運転する時でさえ、かたくなにメガネをかけない人はいましたが。
「見えてるの?」と聞くと、
「うん、大丈夫。ぼやけてる」
「オイオイ・・」
かたくなでした。

考えらないことかもしれませんが、もしメガネをかけた女性に誘惑されたら一発でだまされてしまうかもしれないと思っています。

そういう時も
「メガネかけたままね」
なんて言ってしまいそうです。

だれかメガネをかけた女性を紹介してください!
年齢は不問です。
なんちゃって・・

結局私は女性ではなくて、メガネが好きなのかな・・

☆☆☆☆☆

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人には「無くて七癖」というくらいその人その人の独特のくせがあります。

特に目立つのは口癖です。

あまり無い人もいますが、極端な人になると1日に数十発もかます人もいます。

「ほら、言うぞ!言うぞ!」「出るぞ伝家の宝刀が・・」
「ほら言った」

もうこうなる下手な漫才よりよほど面白く、笑ってしまいます。

昔小学校の高学年の頃、隣のクラスの担任でホリ先生という方がいらっしゃいました。

小学校というのは、隣のクラスの先生といっても、直接接する機会が少なく実際の人柄などはなかなかわかりません。

隣のクラスの友達が言うには
「ホリ先生」とは言わないで「だあめじゃないか」と呼んでいました。

とにかく事あるごとに「だあめじゃないか」を連発するらしいのです。

その「だあめじゃないか」の言い方も、最初の「だ」を高く強く始めて、段々下げていくような独特の言い方なのだそうです。

いくら口癖だといっても、そんなに頻発していうわけもないだろうし、オーバーだな、などと思っていました。

ある日皆で学年で集まったときに、珍しくホリ先生が皆をまとめる役になりました。

もしかしたら、その「だあめじゃないか」が聞けるのでは、と思い内心期待していました。

さて皆で集まるといっても、そこは小学生です。しゃべっているやつもいるし、なかなか言うことを聞かない状態です。

時間はどんどん過ぎても事が進みません。

ホリ先生は、最初は静かに皆をまとめようとしていましたが、しまいには堪忍袋の尾が切れたのでしょうか、

ついに大きな声で、あの「だあめじゃないか」が出ました。

「出た、ついに!あいつらの言うとおりだ。」
言い方も皆がまねしているそのままです。

一部のそれを知っているやつがみんなクスクス笑い出しました。
私も笑いをこらえるのに必死でした。

ホリ先生はそれがまた気に入らなかったようで、さらに激高してしまいました。
もう止まりません。
数十秒に一回ずつくらいに、
「だあめじゃないか!」
「だあめじゃないか!」
「だあめじゃないか!」
「だあめじゃないか!」
「だあめじゃないか!」
と乱発しました。

皆はもう笑いが止まりません。
「ぎゃはははは」
しまいには大声で笑うやつも出てきました。

それを見たホリ先生は激怒して顔を真っ赤にして「おいっ、お・お・おまえっ〜」

「だあめじゃないか!」

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オリジナル作品 に参加中!

ある日、私は昼下がりの電車に乗りました。

私は歩合のセールスマン、あるお客様に営業に行くために自宅近くの駅から乗車しました。

電車は空いていました。
かなり空席があります。
ここのところ本格的に暑くなってきたので出来れば冷房の風の来る席でのんびり座っていきたいところだったので、「ああ、よかった」と思いました。

ドアの横の席はあいにく塞がっていましたが、逆に冷房の通風口のある真ん中あたりは余裕がありました。

まず乗車口側があいていたので座ろうとすると、

「あれ?」

なにか黒っぽい細長い小さなものが座席の上に乗っているように見えました。
「何だろう?」

ゴミかな?毛糸くずかもしれないな、と思いました。
でも、もしかしたら?、虫?、いや、けむし?

幸い反対側もかなり余裕があったのでそちらに座りました。

一回気になってしまうと不思議なもので、座っていてもその「黒い細長い小さな物体」がどうしても気になります。
よくみるとますます「けむし」に見えてきます。

でもまったく動きません。

そうこうしているうちに次の駅に到着、車内にはかなりの人が乗り込んできました。
女性が一人この空いた空間に目をつけたのか、やってきて座ろうとしました。

「???・・・」
女性は当然一人なので無言ですが、あきらかに「黒い細長い小さな物体」に気付き躊躇しました。

そしてドア側にもどり人が座っている間の席に座りました。

「黒い細長い小さな物体」はまったく動きませんが、よく観察すると皆おおかた気付いているようです。
もしかしたら私が乗車する前も同じ光景が繰り返されていたのかもしれません。

そして次の駅で若い男性が乗車してきました。
彼はあらかじめ空席があるこの空間に気付いていたようで、乗車すると勢いよくこの「けむし」のいる席に突進してきました。

私は心の中で、(そこはだめ!きたらけむしが・・)
といのりました。

彼は座る寸前に、「おーとっとっとっ」という感じで気付きました。

「おおぉ、あぶなかった」という感じでその隣の席に座りました。

このころになると電車はほとんど席が埋まってしまい、まだどんどん混み合いそうです。

そして次の駅に。

今度はまた女性がこの席に座ろうとやってきました。

「・・・・・」

女性はすぐ「けむし」に気が付きました。
そして気まずそうな表情をうかべよそのドアの方に移動してしまいました。

もう一刻の猶予もなくなりました。
もしこの「けむし」に気が付かない人が乗ってきたらどうしよう。

(声をかけてあげようか、いや声をかけてもしけむしでなかったらどうしよう・・)

もうこうなると仕事のことより、この「けむし」のことが気になってどうにもならなくなりました。

そもそもけむしはどうやってここにやってきたのでしょうか?
やはりだれかの体やかばんに付いて来たのか?

そう考えるのが一番自然ですが、もしかしたら自力でやってきたのかもしれません。

やはりこの猛暑です。「けむし」も暑いに決まっています。
けむしは「おおっ、ここは冷房が入っているぞ。ここにしばらく厄介になるか!」
そんなことを言っていたかもしれません。

そんなことを考えているうちに、電車は容赦なく次の駅に到着しました。
いよいよ大変なことになるかもしれません。

ドアが開くと若いイケメンのサラリーマンが乗車してきました。
彼はアイフォンを片手にこちらにやってきました。
そしてこの「けむし」の席に近づいてきました。

(ああっ!そこはだめ!、けむしが・・)

私は心の中で叫びました。他の乗客も多分同じ気持ちだったと思います。
しかしだれひとり言葉を発するものはいませんでした。

彼はあまり周りなど気にしないタイプみたいで、これから座ろうとする座席を見ようともしませんでした。

(あああっ、だめ!!)

この区域の車内のあちこちから心の叫びが上がりました。
彼はまったく気にすることなく・・
「どすんっ」

(あああああああ!! やっちゃった〜っ)

座った後も彼はまったく気にすることもなくアイフォンに夢中でした。

彼はどこへ行くのでしょうか?

これから取引先に行って、
「それでは、この内容でよろしいでしょうか?」

などとプレゼンや契約を決めて、座席から立ち上がり後を向いてドアの方に向かいます。

後ろ向きに歩く人はまれですから、当然後姿が見えてしまいます。

送りに行く取引先の人は後から付いて彼を見送りに行きます。

「あれ?」「何だろう?」

「黒い細長い、しかもぺッタンコになったもの」がズボンのお尻のところに貼り付いています。
「虫?」

取引先の人もなかなかそれを言えません。虫かどうかもわからないし、もしかしたら・・?
いろいろ想像が広がってしまいます。

皆がそう思っているのにも気付かず、彼はさっそうと帰路につきます。

「よし!ここの契約も決まったし、今日はいい日だな!」

そして彼は会社が終わり、彼女と待ち合わせです。

彼女は最初はいつもどおり楽しくアフター5ぼデートを楽しんでいましたが、

やがて彼は「ちょっとトイレに行ってくる」と席を立ちます。

「あれ?」

彼女は後を向いた彼の後姿を見て、ズボンのお尻のところに付いた「黒い細長い、しかもぺッタンコになったもの」に気付きます。

「何だろう? 虫?。それとももしかしたら・・」

トイレから彼が戻ってきました。
運悪く彼は長いトイレに行っていたようです。

彼女は急に気まずくなり、何も聞けなくなってしまいました。

さらにだんだん食欲も失せてきました。

「あ、私今日ちょっと早く帰らなくちゃいけないの、ごめんね」

彼女はデートもほどほどに彼と別れて帰ってしまいました。

「あれは何だったのかしら?」

こうなるとわからないことが拍車をかけてなおさら気になってきます。
その日以来、彼女は彼のことを考えるだけでそのことが浮かんできて忘れられなくなってしまいました。

と、こんなことになってしまうのはさけられそうにありません。

(やはり教えてあげるべきだった・・、いやもしけむしでなかったら・・)
思いが交錯しました。

毛虫のためにもなるのですが、私はあれが毛虫でないことを祈っています。

このように考えると人間はたまたま電車で出会った「毛虫」のために人生の一部が変わってしまうこともありえないことではないということです。
もちろん毛虫自身も大きな災難になってしまうことなですが・・。

彼は元気にしているのでしょうか?
それとも・・・

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