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今回は変り種の鉄道写真です。写真はいずれも本人の撮影です。
1修学旅行用電車167系
167系修学旅行用電車写真
これはかなり昔に東京駅で撮影した167系電車です。
すごい昔の話になりますが、修学旅行用電車というのがありました。
新幹線が開通して、東京や京都に行くのには新幹線が使われるようになりましたが、他の路線ではその後も使われていたようです。

写真のように、見た目は急行型のスタイルで、塗装が独特の色に塗装されていました。
車内はボックス席の向かい合う間にひとつずつ、固定型のテーブルが常備されていました。

私が子供の頃に見た乗り物図鑑にはまだ一般的に使用されている車両として、乗っていて
代表的な愛称として「ひので」号という愛称がついていたのを憶えています。

その後このような列車は衰退して自然に消滅していったようです。
写真の列車は、一般急行で臨時運転の「おくいず号」だったと思います。
当時は余剰になった車両を臨時列車などの運用にまわしていたようです。
時刻表では普通の急行型とこのような車両を見分ける大きなポイントがありました。
それは167系の場合は当然の話ですが、グリーン車を連結していなかったからです。

またこの警戒色のような色分けの塗装は一部に上越線や信越線の高崎以遠の旧型国電(70系)の普通列車にも採用されしばらく見ることが出来ました。
雪の多い地域なので有効だったのでは、と思います。
私も何度か高崎以遠(高崎乗換え)に普通列車で行った事がありましたが、この色の塗装の普通列車に乗ったことがあります。

話が飛んでしまいましたが、この167系車両は内装や、塗装が改装されてその後も臨時列車などで使われていたようですが、すべて廃車になったようです。

2西武山口線のおとぎ電車
西武山口線おとぎ電車写真
いま西武球場と西武園の間に新交通システムのような列車が走っていますが、
この区間は西武球場が出来る前はユネスコ村というテーマパークがあったこともあり、西武山口線という路線が走っていました。

ユネスコ村、多摩湖。狭山湖。西武園など当時の西武では豊島園と並ぶ一大観光ゾーンだったわけです。

路線といっても狭い線路にかわいい電車が走っていました。さらに前はSLが走っていた時期もあったようです。
でも遊園地の列車とは違い、何キロもある路線でたしか20分くらいかけて走っていた感じだったと思います。

またおとぎ電車とはいえ、写真のようにちゃんとした機関車がかわいい客車を何両か引いて運転されていました。

経営不振で一時期廃止になった後、西武球場によってまた人が集まるようになり今の形で復活したようです。

3近鉄内部線
近鉄内部線釣掛車両写真
名古屋から近鉄の急行で30分くらいで四日市に着きます。
四日市は大きな町で、近鉄のホームも立派な高架ホームですが、
まったく違う場所から発着している内部・八王子線という線があります。

この線は日本の鉄道の中でもひじょうに珍しい線路幅が70センチくらいかない路線です。
昔はたしか狭軌とかナローゲージとか言っていたと思います。
またこの線は、現在の状況はわかりませんが、平成になった後もこれも路面電車以外では全国で数少なくなった、旧型モーターいわゆる「釣掛駆動」式電車が走っている線区でもありました。

このような線区は最近までたくさんありましたが、私の知るところでは、通常の定期運用をしている線区では、
銚子電鉄(昨年末置き換え?)、三岐鉄道・遠州鉄道・琴電・大井川鉄道・叡山電車(定期運用からほぼ離脱)、箱根登山(カルダン化)、東武野田線・小泉線・名鉄瀬戸線(いずれも数年前までに新性能化)、
などほとんど消滅してしまいました。

今もこの線で写真の車両が走っているかどうかはわかりませんが、もし走っていたら貴重な線区であると思っています。

★追記(2022年2月24日)
2022年の追記ですが、現在サイトをテーマ別に分けて制作していて、下記のサイトで現在も鉄道関係の記事の掲載を開始しています。もしよろしかったらですが閲覧ください。