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3月末〜4月上旬に高松市2会場で画家・長尾周二&佐藤ひろみ2人展が開催されます。詳細は下記のサイトをご覧ください。

大西・アオイ記念館
会期:2023年3月28日(火)〜4月9日(日)
時間:9時30分〜17時30分(入館は17時まで)
ギャラリーフォレスト
会期:2023年3月31日(金)〜4月5日(水)
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さてここからは鉄道の記事です
ー北陸の鉄道1国鉄型気道車・電車の普通列車ー

多分2000年の初頭だと思いますが、ほとんど大きな目的もないのに、いつもは用事で行っている北陸に、今回は鉄道乗り回しや撮影などのためにフリーで旅行に行きました。ちょうど友人も「俺も行くよ」ということになり2人で行きました。ちなみに友人はまったく鉄道には興味がない人間です。

まず金曜日に会社が終わった後に、上野駅から発車する急行「能登号」のグリーン車に乗り込みました。特急「北陸号」や急行「能登号」は以前から用事で金沢に行く時は会社が終わってから乗れるのでよく利用していました。
急行能登号489系電車画像1
昭和50年代は旧型客車で10系の寝台とグリーン車、普通車の混成編成でした。その後たしか14系化されたのではないかと記憶していましたが、すでに489系に電車化され、寝台は連結されていませんでした。正確かは不明ですが金沢運転所所属のボンネット型車両で歴史を感じる車両でした。そのためかトイレは和式で、連結器付近はすきま風がピューピュー吹き込み、冬だったので夜中にトイレを利用した時は寒いくらいでした。よく見ると一部のところに雪が吹き込んで積もっていました。写真は別の機会に撮影した乗車した急行「能登号」です。

・大糸線キハ52系気動車
大糸線糸魚川駅キハ52系写真1大糸線糸魚川駅キハ52系写真2
大糸線糸魚川駅キハ52系写真3
急行「能登号」は明け方に糸魚川駅に到着しました。まずここで下車です。
ちょうど同じころに大阪発新潟行の急行「きたぐに号」が到着しました。電車の寝台車を連結した58系電車です。数年後に新潟で競馬をした後に大阪に行った時に寝台車に乗車しましたがガラガラで、ある意味恐いくらいでした。今回はもちろん乗車しませんでしたが、普通車は結構混雑していて皆向い合わせの座席でお互いに足を投げ出して寝入っていました。

本題に戻りますが、糸魚川駅では大糸線ので旧型気道車としてすでにファンの間では人気が出始めていた「キハ52系」を撮影するためです。列車はほどなく始発の糸魚川駅に入線しました。まだ塗装は国鉄色に塗り替わる前でファンはほとんどいませんでした。

この後はよくおぼえていませんが、普通列車で富山へ行き立ち食いそばで朝食をとり、さらに列車で高岡に行きました。

以前会社の先輩がたまたま高岡の人でした。
歳も近く年末に私が用事で金沢に行った時に車で一緒に帰省して彼の実家に泊めてもらったことがありました。向うのお母さんが朝食に作ってくれた「たら汁」が美味しく忘れられません。金沢ではあまり頻繁には食べない料理でした。

高岡は加賀藩で、金沢同様工芸や職人の街で、大阪の従弟が奈良の仏壇屋に就職したら、入社の時の研修は高岡だったという話を以前聞いたことがあります。彫刻や仏壇も有名なようですが、高岡の一番有名な工芸は鋳物だそうです。

そして高岡駅には列車が沢山停車していました。富山県は面積のわりには地方とは思えないくらい鉄道の発達した県です。

当時は北陸本線(現在は北陸新幹線とJRから移管された第三セクターの鉄道2路線)、JR高山本線、JR城端線、JR氷見線、富山地方鉄道(市内線路面電車を含む)、富山ライトレール(旧富山港線)、万葉線、黒部峡谷鉄道とバラエティーにも富んでいます。

まず高岡駅に発着したり、駅付近の留置線に停車している氷見線や城端線の気動車キハ58系、北陸本線に普通列車として運用されている455系、旧58系寝台電車を改造して「食パン」の異名を持つ419系などを撮影しました。
・氷見線・城端線用のキハ58系
氷見線城端線高岡駅キハ58系写真1氷見線城端線高岡駅キハ58系写真2
氷見線城端線高岡駅キハ58系写真3
氷見線城端線高岡駅キハ58系写真4
・城端線キハ40系
城端線高岡駅キハ40系写真1
・北陸本線普通列車用の419系
北陸本線高岡駅419系写真1
北陸本線高岡駅419系写真2
・北陸本線普通列車用の455系
北陸本線高岡駅455系写真1北陸本線高岡駅455系写真2
・北陸本線普通列車用の419系・455系そろい踏み
北陸本線高岡駅419系・455系写真3
さらに氷見線の発車ホームに行き氷見線でちょうど発車を待っているキハ40系気動車を撮影して、さらに乗り込みました。往きは空いていました。列車はほどなく終点の「氷見」に到着しました。

「氷見市」は富山県ですが、実は半分能登半島の街です。現在は交通は不便なようですが、車でしばらく北に行くと七尾に着きます。「氷見」は私の母方の祖母の生まれ故郷でもあり、さらに愛媛県で生まれ丹後半島で育った私の家族の父親の本家のあるところだそうです。「ぶり」で有名ですが、私は当時から「氷見」といえばカリカリに焼いて食べる「みりん干し」でした。関東や東北の「みりん干し」とまったく違う食品といっても過言ではないくらいの姿です。私は家の関係で「みりん干し」といえばこの「氷見」の「みりん干し」です。
・氷見線キハ40系普通列車
氷見線高岡駅キハ40系写真4
氷見線高岡駅キハ40系写真1
駅を降りてしばらく歩くと地元住民用のスーパーがありました。
そこで1パックで200円以下で買える「みりん干し」を買いました。
そして氷見駅に戻り、また高岡行きの普通列車に乗車しました。
今度は休日で高岡に行く人が多いのか?、列車は混雑していました。
氷見駅舎写真1
氷見線氷見駅キハ40系写真2氷見線キハ40系車内写真3
そして高岡駅に戻りましたが、すでに私は目標をほぼ達成できたので、今度は友人の番です。
特急北越に乗車、一気に新潟に行きました。
そこで新潟に勤務している他の友人宅に行き、鉄道を離れた旅行になりました。
新潟市内の飲食店で夕食を食べ、私は新幹線で帰京しました。