◆前説
最近テレビでたまにみかける「宅配寿司・銀のさら」のコマーシャルはここしばらくのCMの中でも大変な傑作だと個人的に思っています。
何回見てもプッ、と笑ってしまいます。
いずれは飽きるのでしょうが、あのセンスがあれば第二弾、第三弾も期待できるのでは、と密かに期待しています。
同じように思っている人も多いと思うのですが・・
◆本題
それからこれも全然関係ない話で、どうでもいいような話ですが・・
最近よく本格的な水族館がテレビで紹介され、以前はこのような施設では決して見れなかったような大きなサメなどが紹介されるのを見ます。
そこでひじょうに不思議に思っていることがあります。
それは飼われているサメにはことごとくコバンザメが付着していることです。
コバンザメは文字通り、サメなどに付着して栄養や安全を得るという種類の魚みたいです。
人間の世界でいうとこれ以上ないような悪口になってしまう傾向がありますが、きわめて効率のいい生き方をしている生物であるともいえます。
でも海洋などならいざ知らず、水族館にいるサメになぜコバンザメがついているの?
とどうしても不思議になります。
わざわざコバンザメも捕まえてきて、装着しているのでしょうか?
そもそももっと不思議なことがあります。
自然の海洋のコバンザメはどんなタイミングで付着するのでしょうか?
ジンベエザメみたいなおとなしくて肉食でないものは別にして、大きくて獰猛な人食いざめにどのように近付き、どんなタイミングでくっつくのか?
サメの生態よりその秘密のテクニックのほうがはるかに興味をそそります。
そういえば人間社会のコバンザメ野郎も気が付くといつの間にか付着しているのを見かけます。
やはりコバンザメは魚も人も最上のテクニシャンです。
ほら今日もあの恐怖の上司が私に向かってきます。
「こらあ、なんだ!この成績は?」と言いながら。
ふと見ると、背中にはしっかりあのコバンザメ野郎がひっついていて、
そこからこちらを睨みながら、ニヤリと薄笑いをうかべ、小さな声で
「コラ・・、ナンダコノセイセキハ・・」
うーん、やられた・・・
☆☆☆☆☆