サイト運営者日記「ぶらぶらうだうだ・・」

「タウンクリニックドットコム」「時代文化ネット」などサイト運営をするアナログ脱サラ(いつのまにか・・)親父のブログの何でも日記風ブログです。

当ブログは2018年3月よりURLが、
http://blog.livedoor.jp/chikao1216/
から
http://burauda.blog.jp/
に変わりました。サブドメインのため旧URLでアクセスしてもリダイレクトしてアクセスできます。
また名前も「サイト運営者日記・ぶらぶらうだうだ」に変わりました。

内容は「時代文化ネット」制作者が運営する日記で特にテーマはありません。
日常のサイト活動などにおいて見聞きした内容や、現在の社会や自身の生活などを通して感じたことなどをそのまま記載する形にこのたびリニューアルしました。
現在の掲載記事は以前の「穴狙い千ちゃん〜」「ちかお日記」に掲載されている記事をそのまま残してあります。
旧記事は「改修前」のカテゴリになっていて、「人気」???と記載があるのは人気があるかどうかは知りませんが、自分でまあまあ気に入っていた記事です。

随想

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表題のことばはほとんど意味不明ですが、普段何気なく感じたり、聞いたりしている世間の雑音が人間にとっていかに大切であるかということをふと感じたので書いてみました。

静穏
勉強などをしていると、近所の子供の声がうるさくていらいらした覚えのある方は多いと思います。
私もその一人ですが、実は音のない世界に人間は耐えられない、ということを以前何かの本で読んだことがあります。

たとえばまったく音が遮断された空間に入れられたとします。

すると最初は大丈夫らしいのですが、そのうちだんだんおかしくなってくるそうです。

1日もたつと何も音がないのにいろいろな音が聞こえてくるそうです。
もちろん空耳です。

そして2日たつとほとんどの人は気が狂ってしまうというのです。

実際にそんな空間は人工的に作らない限りなかなか存在しないので安心といえば安心ですが・・

「シーーン・・・・・・・・・・・・・・・・・」

もう耐えられない・・

「うぉおお!」

慣れ
これも大事なことみたいです。

人間はある与えられた環境にたいして適応する能力があります。

たとえば皆よくある経験ですが、サラリーマンで転勤すると新しい人間、知らない人間の中に放り込まれます。

また営業などの仕事であれば全く知らないお客さんの担当になります。

最初のうちは名前もなかなか覚えられません。

そして神経がずたずたになるほど疲れるはずです。

それが日がたつうちにだんだん慣れてきます。

3ヶ月もたてば職場では同僚をなんのためらいもなく「けんちゃん」とか「太陽にほえろ」バリに「やまさん」などと愛称で呼んでいる自分に気付きます。
お客さんともすっかり慣れ親しみ、一部の苦手なお客さんでなければ友好関係ができていることが多いはずです。

もしいつまで経っても慣れない自分がいるとしたら・・

これも数日であればともかく、数ヶ月も続くと拷問に近い状況になります。

毎日ピリピリした緊張感が続き、飯ものどを通らないような日々になり、しまいにはやはりおかしくなってしまうのではないでしょうか。

朝の会議・・

皆注目・・・

「あ・あの・・、き・きょうの・・よ・よていですが・・、あのあの・・・」
緊張でかみまくりです。

お客さんにも・・

「あ・あの・・、せ・せん・・せんちゃんですが・・、あのあの・・・」

相手も慣れないので
「な・なんだ・・・、何なんだ・・、お前は、何が目的だっ、えっ?」

もう耐えられない・・

「うぉおおおおお!」

忘却
これもきわめて重要です。

誰でも思い当たる部分があると思いますが、嫌なことはいつの間にか忘れて、いいことはいつまでも憶えているということってよくあると思います。

もちろんいいことも忘れてしまうとは思いますが、人間は生まれてからとんでもない数のさまざまな経験をします。

いちいちおぼえているとこれも気が狂ってしまうでしょう。

たとえばもてない男がいて、十代から好きになった人に常にアタックを続けたとします。
ところが運悪くすべてふられてしまったとします。

一回一回彼は本当に真剣にアタックしてきました。

だからふられるたびに大きなダメージを受けます。

それがすべて忘れることができないので記憶の中でどんどん蓄積してきます。

「高校時代のしずかちゃん、大学一年の時のみなみちゃん、大学二年のときのまりこちゃん・・・・・」

延々と彼の頭の中には彼女たちの存在が消えない状態になります。

もう最近は目の前にいる、本当は真剣に思っている相手が、「まりこ」なのか「しずか」なのか、はたまた「みなみ」なのか判別さえ難しくなります。

そんな時にたまたま以前と同じ名前の「しずかちゃん」という娘があらわれてしまいました。

もう耐えられない・・

「うぉおおおおおおおおおお!」

要は「うるせえな」と思いながらも雑音のなかで、「またこれか・・まあ二回目だしなんとかなるさ」と思い、「あれ、俺何考えてたんだっけ?」
と過ごしていることは意外と健全なのかもしれませんね。

何が大切かといえばこの3つに限らず、意外ですが身近に空気みたいに感じているものや、そんなこと当たり前だと思っていることほど大切なものはないのかも知れません。

夜中に作業をしていたら、ふとそんなことを考えてしまいました。

「あっ、そう。それがどうしたの?」という話でした。


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人間は動物です。
人間の顔は当然動物ですから、よく見ると何かしらの動物に似ていることが多いものです。

その中でも抜群に目立つ動物はというと・・・、それは「たこ」です。

たこは魚介類の中でもとりわけ独特の形、というより風貌をしていると思います。

「たこ入道」など・・その容姿はユーモラスでもありますが、時には威圧的で凶暴な姿をしているとも思えます。

人間にもこの「たこ」と風貌が似ている人をよく見かけます。

昔の学校時代などを思い出せば、学校中で一人くらいは、皆から「たこ」と呼ばれている奴がいたのでは・・。

ご多分に漏れず、私の学校時代にもそういう奴がいました。

それは中学校時代、そう中学に入学した時の話です。
クラス分けがあり、私のクラスの生徒たちも教室に一同が集まりました。

そしたら、そうです、いました、いました・・
顔は人間ですが、よく見ると集団の中で8本の足をグニュグニュ動かしているあの「たこ」が〜

いやそれじゃ本当の「たこ」になってしまいますので、今回は真面目に・・

そう、顔が「たこ」そっくりの奴がやはり一人いました。

彼は私とは違う小学校から来たので初対面でした。
ただ彼と同じ小学校から来た友人たちは
「おい、たこ!」「たこ!」「たこっ」
と彼を名前で呼ぶ人はいない状態でした。

言われてみると
顔は人間ですが(当たり前です・・)、口がひじょうに特徴がありやはり「たこ」のように前に口を丸めて突き出したようになっていました。

「なるほど・・」

これでは「たこ」と言われてもしょうがないなと思うほど似ているように見えました。

また口だけではなく、目もかなり腫れぼったくて、ちょうど「たこ」の目の感じと似ているように見えました。

「なるほど・・」

また同様に思いました。

本人も相当気にしているようで、
だんだん慣れてきたころに私も調子に乗って
「たこ」と呼んでしまいました。

すると彼は激怒していきなり私を叩いてきたくらいです。

しかし当時はそんなふうに思っていましたが、よくよく考えてみると実際には少し口が丸く突き出て、目が腫れぼったいくらいでそれ以外は完全に人間の姿です。(当然ですが・・)

「そこまでは似ていないよな・・」
だんだんとそんなふうに思ったのをおぼえています。

でもその後数十年彼とは会ったこともなく、顔さえ正確には思い出せないくらいの年月が経ってしまいました。

こうなると人間の記憶というものは不思議なもので、彼の「たこ」っぽい特徴だけが強烈に記憶に刻み込まれ
徐々に初対面だった当時よりはるかに「たこ」に近い印象になっていきました。

しまいには彼の姿は首から下は普通の人間で、顔だけが「たこ」そのものという印象にさえなってしまいました。

よくこういうことってあると思いますが、若い頃とてもきれいでかわいいと思っていた女性は長年会わないとそのいい印象だけがイメージとしてどんどんふくらみ、心の中で絶世の美女のようなイメージに育っていくというようなのと似ている感じです。

そんな女性もしばらく振りに実際に会うとまあまあではあるが別段たいしたことないことが多いものです。

私は多分もう彼とはよほどの偶然がない限り会うこともないと思うのでこの妄想はどんどん膨らんでしまう状況が続いています。

そして今もそれはどんどんエスカレートしてしまっています。

この文を書きながらも私の心の画像では、完全な「たこ」の顔をした人間の姿だけが思い出されてしまう状態になっています。

実はかくいう私も同様かも知れません。
多分全体的な印象だと思いますが、昔学校時代の友達に「かわうそ」に似ているね・・、などといわれたことがありました。

自分ではそんなに似ているとは思ってはいませんでしたが・・

でもそういうふうに思っていた友達とも、私はたびたび転居したこともあり、おそらくこの先も会う機会などないと思います。

私を「かわうそ」に似ていると思っていた人たちは、何かのきっかけで偶然私のことを思い出す機会があったとすると・・・

首から下は普通の人間で顔は完全な「かわうそ」という私のイメージを浮かべているに違いありません・・

スーツを着てすましてるけど顔は「かわうそ」・・・?

☆☆☆☆☆

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私はしがない営業マン。

はるか前の話ですが、会社の後輩でT君という人がいました。

彼は気はやさしくて力持ち、かどうかはわかりませんが、いつも穏やかでおとなしい人でした。

でも体は大きくて身長は180数センチもあり、がっちりした体にくわえ、精悍なというより、大変ごつい顔つきをしていました。

ちょうどプロレスラーの体で顔が悪役商会みたいな感じでした。

最初の頃、彼の人間性がわかるまでは我々先輩も少し遠慮して接していました。

「ほらT!ちゃんとやれよ。お前ぶっ飛ばすぞ!」
なんて言ったら、

「ほう〜、やってみろよ。え?どうやってぶっ飛ばすんだよ、先輩よ、こうやるのか?」

「バキ、バキ、ボキ・・」
「ぐわぁ〜!」

なんてことになったら大変なので・・

でも彼はまったくそんな心配はない人で、何があっても、いつもおとなしく、穏やかでした。
またどちらかというと気弱なところもありました。

ある日・・
彼と一緒に車で営業に出ることになりました。

もちろん後輩である彼が運転手です。

そして出発してしばらくしたところで事は起こりました。

私たちの車が他の車とあやうく接触しそうになってしまったのです。

「危ねえなぁ」
車の中で相手には聞こえないので、私は舌打ちをしながら言いました。

もちろん相手もそう思ったのでしょう。
中には二人組みの男が乗っていました。

よく見るとかなり柄の悪そうな兄さんたちでした。

「まずい」

変なやつとかかわりになっちゃった。
そう思いました。

案の定、一人が車を降りてきました。

「おい!○※▲△×○◎△・・・・・!!」

何か大声で叫んでこっちに来ます。

「やばい・・どうしよう」

めんどくさいことになりそうです。
もしかしたら一発殴られるかもしれない・・

そう思うとけっこうびびってきました。

「ああ?○※▲△×○◎△◇◎○・・・・・!!」
彼はまだ大声で何か叫んでいます。

多分『どうしくれるんだ、この野郎、降りてこいや。ぶっ飛ばしてやる!』
とでも言っているのでしょう。

彼は私たちの車のすぐ近くまできました。
見るからに悪そうな感じで、肩をいからせています。

私のほうを睨みつけています。

そしてふと、となりの運転席にいる後輩のTのこともちらっと見ました。
方向が悪くて、Tのことはよく見えなかったようです。

すると彼は今度はポケットに手を突っ込みました。

『そうか、私は弱そうだけど、Tは見た目はかなりでかくて強そうなので、さらに威圧しているんだな』
と思いました。

『絶体絶命だ・・』

ところが、彼は急に
「あれ?」
と言いました。

「あった」

そしてなんと手を突っ込んだポケットから小銭入れを出しました。
そしていきなり近くの自動販売機でジュースを買いました。

『なんだ?』

そして缶ジュースを買うとそそくさと車に戻り、そして出発してしまいました。

おお、危なかった・・。

それにしてもTの見た目の威力は絶大でした。

天井につく位の高い座高で、こわもてで・・

今日ばかりはTに感謝しました。

「おいT、ありがとうお前のおかげで助かったよ。一時はどうなるかと思ったよ」

Tはしばらく前を見て黙っていましたが、やがて
「いやあ、僕も怖くて、怖くてちびりそうでしたよ・・、ほらこんなに顔が引きつって硬直してしまいましたよ」
と言いながら、やっとこちらを振り向きました。

そのときやっと、彼らが逃げるように退散した理由がわかりました。

そこにはこの世のものとは思えないぐらいの、巨大で恐ろしい形相で、目の前にある獲物に飛び掛らんと思うような凶暴な表情をした男の顔がありました・・

☆☆☆☆☆

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