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今地方の状況が大きく変わってきています。
大資本の参入、構造不況などにより生き残りをかけた厳しい戦いが繰り広げられています。
地方私鉄もその余波をまともに受けて、銚子電鉄や夷隅鉄道のように比較的話題になって持ち直しているところもありますが、次々に廃止されてきているのが現状です。
またまた北陸の話題で恐縮ですが、北陸鉄道もその一つだと感じています。

北陸鉄道は地元では北鉄と略されていますが、今や普通の大人の乗客を見かけるのは至難の業です。
私は北鉄の浅野川線の沿線に近い親戚が多数住んでいてたまに利用します。

頻繁に行っているのにもかかわらず、たまにです。
というのも殆ど地元の人は車を使うため、行きます、と連絡すると金沢駅まで迎えに来てくれます。

なのでたまにどうしようもない状況で電車に乗ると、乗客は殆どが高校生か高齢の方ばかりです。
通勤時間帯以外はほとんどそんな状況のようです。

北陸新幹線の開通を見込み金沢駅前は大きく変わり、北鉄の駅もなんと地下駅になりました。
車両も井の頭線で使用していた立派な車両が使われていますが、いつまで存続するのか・・

すごい昔?に乗ったときは、金沢駅前の電停のような古く。低いホームに古ぼけた木床の車両がぽつんと停まっていて、階段を上るような要領で乗車する本格的な地方私鉄でした。
車内は体の倍くらいある荷物を持った行商のおばさんがたくさん乗っていて賑やかだったのを憶えています。

私の親戚がいる地域は内灘町、粟崎あたりでこのあたりは沿線風景は殆ど変わっていなく田園と河口付近の猟師町的な風景も残され車内から眺めることも出来ます。
ただそれは電車の沿線だけで周辺は大きく変わり、内灘などは新興住宅地と化し完全なベッドタウンになっています。

なんとかトコトコ走る電車が永く存続することを願っています。

★追記(2022年2月24日)
2022年の追記ですが、現在サイトをテーマ別に分けて制作していて、下記のサイトで現在も鉄道関係の記事の掲載を開始しています。もしよろしかったらですが閲覧ください。