サイト運営者日記「ぶらぶらうだうだ・・」

「タウンクリニックドットコム」「時代文化ネット」などサイト運営をするアナログ脱サラ(いつのまにか・・)親父のブログの何でも日記風ブログです。

当ブログは2018年3月よりURLが、
http://blog.livedoor.jp/chikao1216/
から
http://burauda.blog.jp/
に変わりました。サブドメインのため旧URLでアクセスしてもリダイレクトしてアクセスできます。
また名前も「サイト運営者日記・ぶらぶらうだうだ」に変わりました。

内容は「時代文化ネット」制作者が運営する日記で特にテーマはありません。
日常のサイト活動などにおいて見聞きした内容や、現在の社会や自身の生活などを通して感じたことなどをそのまま記載する形にこのたびリニューアルしました。
現在の掲載記事は以前の「穴狙い千ちゃん〜」「ちかお日記」に掲載されている記事をそのまま残してあります。
旧記事は「改修前」のカテゴリになっていて、「人気」???と記載があるのは人気があるかどうかは知りませんが、自分でまあまあ気に入っていた記事です。

創作短編物語

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何の番組だか忘れましたが、以前北海道の知床などに生息する鷲(ワシ)の生態を紹介している番組を見ました。

ワシは鳥の中では最大、特に知床などにいる大ワシやオジロワシなどは羽を広げると2メートルくらいにもなるのがいるそうです。

飛ぶスピードも早く、くちばしは鋭く、さらに最大の武器である爪は人間などでもとても太刀打ちできないのではと思うほどです。

そんな恐ろしいハンターである「ワシ」の習性を興味深く見ることが出来ました。

特にその巨体と抜群の能力で狩りをするところも見られるというので興味深々でした。

ほどなくテレビの画面には流氷の上にいるワシたちが映し出されました。

立派なくちばしに、鋭い眼光、貫禄ある姿には敬服するばかりです。

そして一羽が動きました。

海の魚に狙いをつけたようです。

一回空高く飛び上がると、急降下して海面に突っ込んでいきました。

と、一発でそこそこの大きさの魚を爪でしっかり捕まえました。

さすがです!

このワシを「捕まえたワシ」と名付けましょう。

「捕まえたワシ」はさっそうと他のワシたちが休む流氷の上にもどっていきました。

しかしそこから急に異変がはじまりました。

「捕まえたワシ」は急にとなりの流氷に乗り移ったのです。

すると元の流氷にいたワシたちが動き始めました。

最初に動いたのは、ドラえもんでいえばジャイアンのような大柄で意地悪そうなワシです。

ジャイアンワシ「ご苦労、ご苦労ワシのために」

捕まえたワシ「何をいうか。これはワシのもんだ。お前なんかにやるかいっ」

ジャイアンワシ「何を、ワシをだれだと思ってるんだ、それなら力づくで取ってやるまでさ」

というとジャイアンワシは捕まえたワシに飛び掛りました。

「ひぇー!」

まともに戦ったら勝てるわけはありません。
捕まえたワシは振り切ろうとして逃げました。

「逃がすか!」

ジャイアンワシは飛んで逃げようとする捕まえたワシに今度は空中で飛び掛ろうとしました。

壮絶な空中戦です。

「ギャーっ」

捕まえたワシは捕まえた魚を放してしまいました。

流氷の上に魚が一匹・・

すると今度は近くにいた人間にたとえるとたかじんみたいなワシが近付いてきました。

「よっしゃ!ワシのもんや!」

たかじんワシが魚を押えようとしたときです。

ジャイアンワシ「それはワシのだ」
たかじんワシ「いやワシんじゃ」

今度は2羽で取り合いになりました。
「わりゃぁ、よこさんかい、ボケっ!」
つばぜり合いです。

すると他の休んでいたワシたちも参戦してきました。

ワシだ!」

ワシのだ!」

最初の捕まえたワシもまた戻ってきて参戦です。

ワシのが・・、返してくれーっ」

もう5〜6羽がたかって格闘状態です。

ガツっ、バシッ、ガツッ、バシッ

なんとワシはあの立派な体と武器を持ちながら、他のワシの取ってきた獲物を横取りするという習性があるみたいでした。

だから流氷の上で誰かが獲物を捕まえるのをじっと待っていたのでした。

なんとセコイ・・

そしてあの立派な武器や能力は横取りする時に戦う時に全開になるようでした。

あの鳥の王者のワシが・・、横取り攻撃・・

激しい戦いはまだ続いていました。
そのうち皆空中戦になりましたが、また流氷の上に降りてきて壮絶な戦いが始まりました。

ガツっ、バシッ、ガツッ、バシッ

ワシじゃ!」

ワシのを・・」

ワシんだ!」

ワシや!」

もうどれが捕まえたワシか判別できないくらいになりました。

そのうち取り合っているうちに魚がぽんと大きく跳ねて上にあがりました。

そして皆が戦っているところの真ん中に、ポンと落ちました。

魚は皆の取り合いに巻き込まれてもうズタズタになっています。
皮はボロボロ、原型がわからないくらいに傷がついています。
最初はスマートでかっこいい魚に見えましたが、今はその影もありません。

そして魚はいいました。

「じぶんら、ええ加減にせえや!」

☆☆☆☆☆

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前回無罪になった親分、またもや裁判をかかえています。

今回も子分との絡みがありました。

子分は逃げ切れないと思い、一部白状してしまったのです。

ところが親分は今回も相変わらず頑として認めません。

裁判では子分の白状したことが証拠になるかが焦点でした。

裁判官「それでは、判決を言い渡しますが、その前に一言・・」

親分「えっ?」

裁判官「おい親分さんよ、このままだと俺はあんたに無罪を言わなくちゃいけないんだよ」

親分「そうか。やはりわかってくれたんだな判事さんも。はっはっはっ」

裁判官「ちょっと待てよ」

親分「何だって?」

裁判官「あんたのことは俺は本当はやったんじゃねえかと思っているんだよ」

親分「何いってんだ。あんた裁判官だろ?俺がやったっていうんなら証拠を出せよ!」

裁判官「サスペンスでもこの「証拠を出せよ」というのはほとんど犯人のセリフなんだよ」

親分「何をわけのわからないこと言ってんだ。お前は法律の番人だろ?」

裁判官「わかった、わかった。それならこういうふうに言えばいいかな。もしあんたが無罪になっちゃうともうあんたは二度と罪を償うことはできなくなるんだよ」

親分「あたりめえだろ。無罪なんだよ、俺は」

裁判官「それにな、もう「私は実はやりました・・」なんて絶対にいえなくなっちまうんだよ」

親分「そんなこと言うわけねえだろ。無罪なんだよ、俺は」

裁判官「一生、それを背負って生きていくことになるんだぞ」

「いいのか?え?いいのか?」

「それにな、お前さんの子分たちはあんたはもしかしたら本当は黒なんじゃねえか?って思っている奴も結構いると思うんだよ」

「そのうちにな、そういう奴らはあんたのことをどう思うかな?」

「きっと、態度には出さないけど、心から信頼なんか微塵もできなくなっちまうんじゃねえかな。俺はそれが心配でな」

親分「お前な、勝手なこと言ってんじゃねえよ。自分で話を進めるなよ」
「それじゃ、まるで俺は犯人みたいじぇねえか」

裁判官「証拠はねえけどな・・」

親分「なにーっ、お前はそれでも裁判官か?」

裁判官「ああ、裁判官だよ。俺も人間だからな・・」

親分「だったら何だってんだよ」

裁判官「今だったらまだ間に合うんだよ。白状しちまえよ。このまま無罪になるほうがつらいことになるぞ」

親分「お前はデカか?」

「俺は白状なんかしねえよ」

裁判官「それじゃあしょうがねえな」

親分「しょうがねえとはなんだ」

裁判官「それでは判決を言い渡す」
やっと裁判官は判決文を読み始めました。

「親分は・・・、無罪」

親分「そうこなくっちゃ」

裁判官「ただし・・」

親分「なんだ?」

裁判官「これは証拠がないから無罪っていうことだ。無罪と無実はちがうんだよ」

親分「なにー?」

裁判官「この国の法律ではこの話は無罪にするしかないということだ。疑わしきは罰せず、というでしょ」

親分「おめえが一番疑っているんじゃねえか・・」

これを傍聴していたマスコミは当日の夕刊では「証拠がないけど本当は?」的な記事で埋め尽くしました。

原告側はおろか、被告側も親分にとってはなんとも後味の悪い雰囲気になりました。

親分「こりゃ、大変なことになった。有罪よりもつらくなっちまった。もう後戻りもできねえし・・」

☆☆☆☆☆

さてこんな裁判は現実にはないと思いますが、
法律やルールなんて、しょせんあとからできた枠組みで、実際に法を犯したかどうか、また法で裁けるかどうかと現実の問題と大きなギャップがあるのかもしれません。

この話では裁判官、親分どちらに問題があるのか?はたまた両方とも問題があるのかは定かではありません。

でもこんなことは我々の生活や仕事の中では程度は違えど、よくあることかもしれません・・

あるニュースを見ていて思った次第です。

連日意味不明の内容で恐縮です。
昨日のも自分の文章に嫌悪感さえおぼえてしまい、削除しようとログインしたら、

「あのねのね・・」
というのをみて

「それならもう一丁!」
ということになりました。

☆☆☆☆☆

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人間は動物です。
人間の顔は当然動物ですから、よく見ると何かしらの動物に似ていることが多いものです。

その中でも抜群に目立つ動物はというと・・・、それは「たこ」です。

たこは魚介類の中でもとりわけ独特の形、というより風貌をしていると思います。

「たこ入道」など・・その容姿はユーモラスでもありますが、時には威圧的で凶暴な姿をしているとも思えます。

人間にもこの「たこ」と風貌が似ている人をよく見かけます。

昔の学校時代などを思い出せば、学校中で一人くらいは、皆から「たこ」と呼ばれている奴がいたのでは・・。

ご多分に漏れず、私の学校時代にもそういう奴がいました。

それは中学校時代、そう中学に入学した時の話です。
クラス分けがあり、私のクラスの生徒たちも教室に一同が集まりました。

そしたら、そうです、いました、いました・・
顔は人間ですが、よく見ると集団の中で8本の足をグニュグニュ動かしているあの「たこ」が〜

いやそれじゃ本当の「たこ」になってしまいますので、今回は真面目に・・

そう、顔が「たこ」そっくりの奴がやはり一人いました。

彼は私とは違う小学校から来たので初対面でした。
ただ彼と同じ小学校から来た友人たちは
「おい、たこ!」「たこ!」「たこっ」
と彼を名前で呼ぶ人はいない状態でした。

言われてみると
顔は人間ですが(当たり前です・・)、口がひじょうに特徴がありやはり「たこ」のように前に口を丸めて突き出したようになっていました。

「なるほど・・」

これでは「たこ」と言われてもしょうがないなと思うほど似ているように見えました。

また口だけではなく、目もかなり腫れぼったくて、ちょうど「たこ」の目の感じと似ているように見えました。

「なるほど・・」

また同様に思いました。

本人も相当気にしているようで、
だんだん慣れてきたころに私も調子に乗って
「たこ」と呼んでしまいました。

すると彼は激怒していきなり私を叩いてきたくらいです。

しかし当時はそんなふうに思っていましたが、よくよく考えてみると実際には少し口が丸く突き出て、目が腫れぼったいくらいでそれ以外は完全に人間の姿です。(当然ですが・・)

「そこまでは似ていないよな・・」
だんだんとそんなふうに思ったのをおぼえています。

でもその後数十年彼とは会ったこともなく、顔さえ正確には思い出せないくらいの年月が経ってしまいました。

こうなると人間の記憶というものは不思議なもので、彼の「たこ」っぽい特徴だけが強烈に記憶に刻み込まれ
徐々に初対面だった当時よりはるかに「たこ」に近い印象になっていきました。

しまいには彼の姿は首から下は普通の人間で、顔だけが「たこ」そのものという印象にさえなってしまいました。

よくこういうことってあると思いますが、若い頃とてもきれいでかわいいと思っていた女性は長年会わないとそのいい印象だけがイメージとしてどんどんふくらみ、心の中で絶世の美女のようなイメージに育っていくというようなのと似ている感じです。

そんな女性もしばらく振りに実際に会うとまあまあではあるが別段たいしたことないことが多いものです。

私は多分もう彼とはよほどの偶然がない限り会うこともないと思うのでこの妄想はどんどん膨らんでしまう状況が続いています。

そして今もそれはどんどんエスカレートしてしまっています。

この文を書きながらも私の心の画像では、完全な「たこ」の顔をした人間の姿だけが思い出されてしまう状態になっています。

実はかくいう私も同様かも知れません。
多分全体的な印象だと思いますが、昔学校時代の友達に「かわうそ」に似ているね・・、などといわれたことがありました。

自分ではそんなに似ているとは思ってはいませんでしたが・・

でもそういうふうに思っていた友達とも、私はたびたび転居したこともあり、おそらくこの先も会う機会などないと思います。

私を「かわうそ」に似ていると思っていた人たちは、何かのきっかけで偶然私のことを思い出す機会があったとすると・・・

首から下は普通の人間で顔は完全な「かわうそ」という私のイメージを浮かべているに違いありません・・

スーツを着てすましてるけど顔は「かわうそ」・・・?

☆☆☆☆☆

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私はトイレが近くて困っている男。
そのためか、名前はちかお(chikao)といいます。

私はトイレが近いためにいろいろと職を変わってきました。
というよりトイレが近いために職を変えざるを得なくなったのです。

でも最近やっと天職を見つけました。

以前の話
昔、私は電車の運転士でした。
電車の運転士はトイレが近いと大変です。

あの時も、そう・・大変でした。

ある日私は電車を運転していました。運転士ですから当然ですが。

するとやはり急にいきたくなってきました。
もちろんトイレです。

朝ごはんを食べ過ぎたのかな・・

最初は普通に我慢できるくらいでした。

ところが段々ひどくなってきました。

「うーん、うーーん」
こんな声を出していると本当にやばくなってきました・・

もうじっとしていられないくらいになりました。

「うーん、うーーん」「うーん、うーーん」

そのうち体をよじって我慢するようになりました。

左右の筋肉(どこの??)を締めて、体を左右に動かすと少し楽になりました。

しかし左右だけではなかなかおさまらなくなりました。

そのため上下の筋肉を締めて、体を上下に動かすパターンも始めました。

そうするとかなり楽になりました。

もちろん運転しながらなので、ひじょうに複雑な動きになります。

左右、上下、左右、上下・・・

繰り返すと、ちょうど十字の形に体を動かしながらの運転になりました。

「うーん、うーーん」「うーん、うーーん」

それでもかなり大変です。

「早く終点に着け!」「着け!着け!」
心の中で祈り、そしてついに声に出して叫び始めました。

体を十字に動かしながら、「着け!着け!」と叫びながらの運転です。

運転席の後では、お約束の子供が一人張り付いて運転を見ていました。
お母さんも一緒です。

「ねえママ、あの運転士さんね、踊りながら運転しているよ。あとね大きな声で何か歌いながら運転しているよ。すごいね!」

そうです。
体を十字にまわしながら、「ツケ!ツケ!」

お母さんは、少しギョッとしました。
{もしかしたら、頭が少し・・}
とも思いましたが、本当に踊って歌っているようにも見えます。

「そうね。楽しそうね。あなたも応援してあげなさい!」

{楽しくなんかねえんだよ・・大変なんだよ・・助けてくれー}

「ママ、わかった。僕応援するよ!」

{ひえーっ、こっちは大変なことになっているんだ。ほっておいてくれ〜}
心の中で叫びました。

しかし無情にも子供の応援が始まりました。

ちかおが体を左右に動かす寸前に
「それ、ヨコ!」

上下に動かす寸前に
「タテ!」

子供はなかなか勘が良くて同じリズムで忠実に応援しました。

「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」
「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」

もう脂汗が出そうなくらい我慢していましたが、幸い子供のリズム感がよくてなんとか大丈夫でした。

「うまいわねえ、もっと応援してあげなさい」

「うん」

「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」
「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」

運転席の近くは子供とちかおの大声が響き、ちかおのおどり運転がつづきました。

{よかった、この調子なら我慢できるかもしれない・・}

ところが、やはり子供・・
子供は一回声を間違えてしまいました。

「タテ!ヨコ!」
順番を間違えてしまっていました。

「えっ、え〜っ!」この声にあわせて体と筋肉の動きをコントロールしていたちかおに大きな衝撃が走りました。

「タテ?」
左右の筋肉を締めたのに、体をタテ(上下)に動かしてしまいました。

これはたまりません。限界まで我慢していたので、この体の動きにはもう耐えることができませんでした。

「あ、あ、ああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
「ママぁ・・・」
「・・・・・」

現在の職場
そんなこともあり職場を追われたちかおは何と刑事になりました。

もうトイレを我慢して電車を運転しなくてもいいのです。

今日も車で先輩刑事二人と容疑者の張り込みです。
容疑者が家に帰ってきたら家に突入する予定です。

大先輩の刑事が車にもどってきました。
「おう、ご苦労さん。お決まりのを買ってきたぞ」
と言い、私と先輩刑事にそう、お決まりのアンパンと牛乳を渡しました。

「張り込みはこれでないとな。だいたいアンパンを食い終わったあたりでやつが帰ってくるんだよな」
ドラマの見すぎでしょうか・・

三人はそろってアンパンと牛乳で食事をしました。

と、本当に容疑者が帰ってきました。
ちかおはびっくりしました。
{本当かよ・・}

「突入しますか?」
「いや、待て。もう少ししてからだ。やつも警戒しているはずだ」
「でもブツを隠したりしませんかね?」
「大丈夫だ、俺に任せておけ。この道30年の勘が冴えるぞ!」
先輩が二人で話していると、

{うっ、ト・ト・トイレに行きたい〜}
アンパンと牛乳はてきめんでした。我慢できそうもないので
「せ・先輩〜、ト・トイレに行きたいんですぅ」
とちかおは言ってしまいました。

「バカかお前は、こんな時に!我慢しろー!」

先輩は一言で突っぱねました。

これはもう我慢するしかない状態になりました。

もし私がトイレに行ったために、取り逃がしたりしたら・・
記者会見で署長が
「捜査員がトイレに行っている隙に逃げられました。いやー、申し訳ない・・」
と言わなくてはいけなくなってしまいます。

ここはたとえもらしても容疑者かくほが優先だ!
ちかおは腹をくくりました。

と、大先輩が
「よし!行くぞ!お前らも来い!」
と車を降り、ダッシュで容疑者の部屋に突進しました。

ドンドン!
「おい、警察だ、開けろ!」

大家さんから合鍵を借りていたので、返事がないのを確認してすぐ鍵を開け、部屋に突入です。

ドテン、バタン、ドテン、バタン、ドテン、バタン!
大きな物音が響き、
「ギャー!」
容疑者が叫び、
「それ、おい!」
先輩刑事の大声が響きました。

しばらくすると容疑者は大人しくつかまりました。

大先輩は
「おい、ブツを捜せ!」
先輩は
「ハイッ!今捜していますが、まだ見つかりません・・」
「何やってんだ、早く捜せ!」

容疑者は嘯いたように薄笑いを浮かべています。
「俺は何にもしてねえよ、俺が何したっていうんだ」

大先輩は「チッ、早く捜せよ!」
といいながら、ちかおが見当たらないのに気付きました。
「あれ、ちかおはどうした?」

「いえ、知りませんが。どこ行ったんでしょうね?」

「感心している場合じゃねえだろ!おい!ちかおー!どこだー?」

そのとき部屋のどこからか
ジャージャージャー・・
水の流れる音がしました。

そしてドアが開き、そこからちかおが出てきました。
「ふーっ、スッキリした・・」

大先輩は
「お・お前ってやつは・・、何をやっているんだ。あーっ?」

「いえ、ト・トイレに・・」

「そんなのわかってるんだよ!ふざけてんじゃねえよ!」

と、すると容疑者も
「ほ・ほんとに、ふ・ふざけてんじゃねえよ。おれのブツが・・」

なんと容疑者はブツをトイレの便器に隠していたようです。
状況は一変しました。

大先輩は
「な、なにー?、よし!とにかく下水道の捜索だ。これでブツが出るぞ!」
先輩も
「何と。よかった!」

きょとんとしているちかおに大先輩は
「おまえは本当に"うん"のあるやつだな・・」

刑事はちかおの天職でした。

ーお粗末ー

これだけ引っ張って、このオチはないだろ・・

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私はしがない営業マン。

はるか前の話ですが、会社の後輩でT君という人がいました。

彼は気はやさしくて力持ち、かどうかはわかりませんが、いつも穏やかでおとなしい人でした。

でも体は大きくて身長は180数センチもあり、がっちりした体にくわえ、精悍なというより、大変ごつい顔つきをしていました。

ちょうどプロレスラーの体で顔が悪役商会みたいな感じでした。

最初の頃、彼の人間性がわかるまでは我々先輩も少し遠慮して接していました。

「ほらT!ちゃんとやれよ。お前ぶっ飛ばすぞ!」
なんて言ったら、

「ほう〜、やってみろよ。え?どうやってぶっ飛ばすんだよ、先輩よ、こうやるのか?」

「バキ、バキ、ボキ・・」
「ぐわぁ〜!」

なんてことになったら大変なので・・

でも彼はまったくそんな心配はない人で、何があっても、いつもおとなしく、穏やかでした。
またどちらかというと気弱なところもありました。

ある日・・
彼と一緒に車で営業に出ることになりました。

もちろん後輩である彼が運転手です。

そして出発してしばらくしたところで事は起こりました。

私たちの車が他の車とあやうく接触しそうになってしまったのです。

「危ねえなぁ」
車の中で相手には聞こえないので、私は舌打ちをしながら言いました。

もちろん相手もそう思ったのでしょう。
中には二人組みの男が乗っていました。

よく見るとかなり柄の悪そうな兄さんたちでした。

「まずい」

変なやつとかかわりになっちゃった。
そう思いました。

案の定、一人が車を降りてきました。

「おい!○※▲△×○◎△・・・・・!!」

何か大声で叫んでこっちに来ます。

「やばい・・どうしよう」

めんどくさいことになりそうです。
もしかしたら一発殴られるかもしれない・・

そう思うとけっこうびびってきました。

「ああ?○※▲△×○◎△◇◎○・・・・・!!」
彼はまだ大声で何か叫んでいます。

多分『どうしくれるんだ、この野郎、降りてこいや。ぶっ飛ばしてやる!』
とでも言っているのでしょう。

彼は私たちの車のすぐ近くまできました。
見るからに悪そうな感じで、肩をいからせています。

私のほうを睨みつけています。

そしてふと、となりの運転席にいる後輩のTのこともちらっと見ました。
方向が悪くて、Tのことはよく見えなかったようです。

すると彼は今度はポケットに手を突っ込みました。

『そうか、私は弱そうだけど、Tは見た目はかなりでかくて強そうなので、さらに威圧しているんだな』
と思いました。

『絶体絶命だ・・』

ところが、彼は急に
「あれ?」
と言いました。

「あった」

そしてなんと手を突っ込んだポケットから小銭入れを出しました。
そしていきなり近くの自動販売機でジュースを買いました。

『なんだ?』

そして缶ジュースを買うとそそくさと車に戻り、そして出発してしまいました。

おお、危なかった・・。

それにしてもTの見た目の威力は絶大でした。

天井につく位の高い座高で、こわもてで・・

今日ばかりはTに感謝しました。

「おいT、ありがとうお前のおかげで助かったよ。一時はどうなるかと思ったよ」

Tはしばらく前を見て黙っていましたが、やがて
「いやあ、僕も怖くて、怖くてちびりそうでしたよ・・、ほらこんなに顔が引きつって硬直してしまいましたよ」
と言いながら、やっとこちらを振り向きました。

そのときやっと、彼らが逃げるように退散した理由がわかりました。

そこにはこの世のものとは思えないぐらいの、巨大で恐ろしい形相で、目の前にある獲物に飛び掛らんと思うような凶暴な表情をした男の顔がありました・・

☆☆☆☆☆

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