サイト運営者日記「ぶらぶらうだうだ」&レトロ中心鉄道のコラボサイト

「タウンクリニックドットコム・時代文化ネット」を運営をするアナログ管理人の日記&趣味のレトロ中心の鉄道のコラボサイトです。

(最新更新日:2024年3月16日 掲載日:2008年11月19日)

2008年にスタートした「アナログなサイト管理人日記」と「レトロ中心の鉄道サイト」のコラボサイトです
特急はくたか豪画像1・越後湯沢駅

趣味のレトロ中心の鉄道の話題を中心に、サイト管理人が以前勤めていた証券など金融、競馬、野球などテーマにこだわらない雑感や日記を綴ったコラボサイトです。サイト管理人は2007年から地域情報サイト「タウンクリニックドットコム」を立ち上げ、2014年頃から同時並行で独自の文化資料やテーマ等で文化記録を目指す「時代文化ネット」の運営管理者です。(実は超アナログ人間ですが・・・)

当サイトの本文中の画像、文言等は諸法律に沿って使用しております。またタイトル画面は埼玉県幸手市権現堂(本人が撮影:2012年4月)。またすぐ上の写真は越後湯沢駅に停車中の特急はくたか号(本人撮影:2013年3月)。いずれも無断での転載、転用をかたく禁じます。


jidailogo3 

創作短編物語

ブログネタ
創作短編物語 に参加中!

前回無罪になった親分、またもや裁判をかかえています。

今回も子分との絡みがありました。

子分は逃げ切れないと思い、一部白状してしまったのです。

ところが親分は今回も相変わらず頑として認めません。

裁判では子分の白状したことが証拠になるかが焦点でした。

裁判官「それでは、判決を言い渡しますが、その前に一言・・」

親分「えっ?」

裁判官「おい親分さんよ、このままだと俺はあんたに無罪を言わなくちゃいけないんだよ」

親分「そうか。やはりわかってくれたんだな判事さんも。はっはっはっ」

裁判官「ちょっと待てよ」

親分「何だって?」

裁判官「あんたのことは俺は本当はやったんじゃねえかと思っているんだよ」

親分「何いってんだ。あんた裁判官だろ?俺がやったっていうんなら証拠を出せよ!」

裁判官「サスペンスでもこの「証拠を出せよ」というのはほとんど犯人のセリフなんだよ」

親分「何をわけのわからないこと言ってんだ。お前は法律の番人だろ?」

裁判官「わかった、わかった。それならこういうふうに言えばいいかな。もしあんたが無罪になっちゃうともうあんたは二度と罪を償うことはできなくなるんだよ」

親分「あたりめえだろ。無罪なんだよ、俺は」

裁判官「それにな、もう「私は実はやりました・・」なんて絶対にいえなくなっちまうんだよ」

親分「そんなこと言うわけねえだろ。無罪なんだよ、俺は」

裁判官「一生、それを背負って生きていくことになるんだぞ」

「いいのか?え?いいのか?」

「それにな、お前さんの子分たちはあんたはもしかしたら本当は黒なんじゃねえか?って思っている奴も結構いると思うんだよ」

「そのうちにな、そういう奴らはあんたのことをどう思うかな?」

「きっと、態度には出さないけど、心から信頼なんか微塵もできなくなっちまうんじゃねえかな。俺はそれが心配でな」

親分「お前な、勝手なこと言ってんじゃねえよ。自分で話を進めるなよ」
「それじゃ、まるで俺は犯人みたいじぇねえか」

裁判官「証拠はねえけどな・・」

親分「なにーっ、お前はそれでも裁判官か?」

裁判官「ああ、裁判官だよ。俺も人間だからな・・」

親分「だったら何だってんだよ」

裁判官「今だったらまだ間に合うんだよ。白状しちまえよ。このまま無罪になるほうがつらいことになるぞ」

親分「お前はデカか?」

「俺は白状なんかしねえよ」

裁判官「それじゃあしょうがねえな」

親分「しょうがねえとはなんだ」

裁判官「それでは判決を言い渡す」
やっと裁判官は判決文を読み始めました。

「親分は・・・、無罪」

親分「そうこなくっちゃ」

裁判官「ただし・・」

親分「なんだ?」

裁判官「これは証拠がないから無罪っていうことだ。無罪と無実はちがうんだよ」

親分「なにー?」

裁判官「この国の法律ではこの話は無罪にするしかないということだ。疑わしきは罰せず、というでしょ」

親分「おめえが一番疑っているんじゃねえか・・」

これを傍聴していたマスコミは当日の夕刊では「証拠がないけど本当は?」的な記事で埋め尽くしました。

原告側はおろか、被告側も親分にとってはなんとも後味の悪い雰囲気になりました。

親分「こりゃ、大変なことになった。有罪よりもつらくなっちまった。もう後戻りもできねえし・・」

☆☆☆☆☆

さてこんな裁判は現実にはないと思いますが、
法律やルールなんて、しょせんあとからできた枠組みで、実際に法を犯したかどうか、また法で裁けるかどうかと現実の問題と大きなギャップがあるのかもしれません。

この話では裁判官、親分どちらに問題があるのか?はたまた両方とも問題があるのかは定かではありません。

でもこんなことは我々の生活や仕事の中では程度は違えど、よくあることかもしれません・・

あるニュースを見ていて思った次第です。

連日意味不明の内容で恐縮です。
昨日のも自分の文章に嫌悪感さえおぼえてしまい、削除しようとログインしたら、

「あのねのね・・」
というのをみて

「それならもう一丁!」
ということになりました。

☆☆☆☆☆

ブログネタ
創作短編物語 に参加中!

私はトイレが近くて困っている男。
そのためか、名前はちかお(chikao)といいます。

私はトイレが近いためにいろいろと職を変わってきました。
というよりトイレが近いために職を変えざるを得なくなったのです。

でも最近やっと天職を見つけました。

以前の話
昔、私は電車の運転士でした。
電車の運転士はトイレが近いと大変です。

あの時も、そう・・大変でした。

ある日私は電車を運転していました。運転士ですから当然ですが。

するとやはり急にいきたくなってきました。
もちろんトイレです。

朝ごはんを食べ過ぎたのかな・・

最初は普通に我慢できるくらいでした。

ところが段々ひどくなってきました。

「うーん、うーーん」
こんな声を出していると本当にやばくなってきました・・

もうじっとしていられないくらいになりました。

「うーん、うーーん」「うーん、うーーん」

そのうち体をよじって我慢するようになりました。

左右の筋肉(どこの??)を締めて、体を左右に動かすと少し楽になりました。

しかし左右だけではなかなかおさまらなくなりました。

そのため上下の筋肉を締めて、体を上下に動かすパターンも始めました。

そうするとかなり楽になりました。

もちろん運転しながらなので、ひじょうに複雑な動きになります。

左右、上下、左右、上下・・・

繰り返すと、ちょうど十字の形に体を動かしながらの運転になりました。

「うーん、うーーん」「うーん、うーーん」

それでもかなり大変です。

「早く終点に着け!」「着け!着け!」
心の中で祈り、そしてついに声に出して叫び始めました。

体を十字に動かしながら、「着け!着け!」と叫びながらの運転です。

運転席の後では、お約束の子供が一人張り付いて運転を見ていました。
お母さんも一緒です。

「ねえママ、あの運転士さんね、踊りながら運転しているよ。あとね大きな声で何か歌いながら運転しているよ。すごいね!」

そうです。
体を十字にまわしながら、「ツケ!ツケ!」

お母さんは、少しギョッとしました。
{もしかしたら、頭が少し・・}
とも思いましたが、本当に踊って歌っているようにも見えます。

「そうね。楽しそうね。あなたも応援してあげなさい!」

{楽しくなんかねえんだよ・・大変なんだよ・・助けてくれー}

「ママ、わかった。僕応援するよ!」

{ひえーっ、こっちは大変なことになっているんだ。ほっておいてくれ〜}
心の中で叫びました。

しかし無情にも子供の応援が始まりました。

ちかおが体を左右に動かす寸前に
「それ、ヨコ!」

上下に動かす寸前に
「タテ!」

子供はなかなか勘が良くて同じリズムで忠実に応援しました。

「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」
「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」

もう脂汗が出そうなくらい我慢していましたが、幸い子供のリズム感がよくてなんとか大丈夫でした。

「うまいわねえ、もっと応援してあげなさい」

「うん」

「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」
「ヨコ!タテ!」「ツケ!ツケ!」

運転席の近くは子供とちかおの大声が響き、ちかおのおどり運転がつづきました。

{よかった、この調子なら我慢できるかもしれない・・}

ところが、やはり子供・・
子供は一回声を間違えてしまいました。

「タテ!ヨコ!」
順番を間違えてしまっていました。

「えっ、え〜っ!」この声にあわせて体と筋肉の動きをコントロールしていたちかおに大きな衝撃が走りました。

「タテ?」
左右の筋肉を締めたのに、体をタテ(上下)に動かしてしまいました。

これはたまりません。限界まで我慢していたので、この体の動きにはもう耐えることができませんでした。

「あ、あ、ああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
「ママぁ・・・」
「・・・・・」

現在の職場
そんなこともあり職場を追われたちかおは何と刑事になりました。

もうトイレを我慢して電車を運転しなくてもいいのです。

今日も車で先輩刑事二人と容疑者の張り込みです。
容疑者が家に帰ってきたら家に突入する予定です。

大先輩の刑事が車にもどってきました。
「おう、ご苦労さん。お決まりのを買ってきたぞ」
と言い、私と先輩刑事にそう、お決まりのアンパンと牛乳を渡しました。

「張り込みはこれでないとな。だいたいアンパンを食い終わったあたりでやつが帰ってくるんだよな」
ドラマの見すぎでしょうか・・

三人はそろってアンパンと牛乳で食事をしました。

と、本当に容疑者が帰ってきました。
ちかおはびっくりしました。
{本当かよ・・}

「突入しますか?」
「いや、待て。もう少ししてからだ。やつも警戒しているはずだ」
「でもブツを隠したりしませんかね?」
「大丈夫だ、俺に任せておけ。この道30年の勘が冴えるぞ!」
先輩が二人で話していると、

{うっ、ト・ト・トイレに行きたい〜}
アンパンと牛乳はてきめんでした。我慢できそうもないので
「せ・先輩〜、ト・トイレに行きたいんですぅ」
とちかおは言ってしまいました。

「バカかお前は、こんな時に!我慢しろー!」

先輩は一言で突っぱねました。

これはもう我慢するしかない状態になりました。

もし私がトイレに行ったために、取り逃がしたりしたら・・
記者会見で署長が
「捜査員がトイレに行っている隙に逃げられました。いやー、申し訳ない・・」
と言わなくてはいけなくなってしまいます。

ここはたとえもらしても容疑者かくほが優先だ!
ちかおは腹をくくりました。

と、大先輩が
「よし!行くぞ!お前らも来い!」
と車を降り、ダッシュで容疑者の部屋に突進しました。

ドンドン!
「おい、警察だ、開けろ!」

大家さんから合鍵を借りていたので、返事がないのを確認してすぐ鍵を開け、部屋に突入です。

ドテン、バタン、ドテン、バタン、ドテン、バタン!
大きな物音が響き、
「ギャー!」
容疑者が叫び、
「それ、おい!」
先輩刑事の大声が響きました。

しばらくすると容疑者は大人しくつかまりました。

大先輩は
「おい、ブツを捜せ!」
先輩は
「ハイッ!今捜していますが、まだ見つかりません・・」
「何やってんだ、早く捜せ!」

容疑者は嘯いたように薄笑いを浮かべています。
「俺は何にもしてねえよ、俺が何したっていうんだ」

大先輩は「チッ、早く捜せよ!」
といいながら、ちかおが見当たらないのに気付きました。
「あれ、ちかおはどうした?」

「いえ、知りませんが。どこ行ったんでしょうね?」

「感心している場合じゃねえだろ!おい!ちかおー!どこだー?」

そのとき部屋のどこからか
ジャージャージャー・・
水の流れる音がしました。

そしてドアが開き、そこからちかおが出てきました。
「ふーっ、スッキリした・・」

大先輩は
「お・お前ってやつは・・、何をやっているんだ。あーっ?」

「いえ、ト・トイレに・・」

「そんなのわかってるんだよ!ふざけてんじゃねえよ!」

と、すると容疑者も
「ほ・ほんとに、ふ・ふざけてんじゃねえよ。おれのブツが・・」

なんと容疑者はブツをトイレの便器に隠していたようです。
状況は一変しました。

大先輩は
「な、なにー?、よし!とにかく下水道の捜索だ。これでブツが出るぞ!」
先輩も
「何と。よかった!」

きょとんとしているちかおに大先輩は
「おまえは本当に"うん"のあるやつだな・・」

刑事はちかおの天職でした。

ーお粗末ー

これだけ引っ張って、このオチはないだろ・・

☆☆☆☆☆

↑このページのトップヘ