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いつもブログでも愚痴っていますが、夜行列車など何十年も愛され利用されてきた交通手段などがどんどん淘汰されていく中で現状で残されたものを守り、利用して、さらに楽しんだり、運営者にもその恩恵がいくことを目的とした究極の懐古趣味サイトを作ろうと考えています。

内容の多くは公表できませんが、下調べをしているうちにさまざまな分野で同じ現象が起こっているのに気付きました。

ブルートレイン(寝台特急日本海など)みたいに派手にさわがれればまだいいほうで、乗り物などに限らずあらゆる分野で、しかも加速度的におこっているのを感じました。

これは情報通信技術を中心に経済停滞による集約化、即効性と模倣による商業ベース優先主義などさまざまな要因によって起こっているのではと推測しています。

通信機器や電化製品などは大きな変化がなくてもどんどん買い換えなくては立ち遅れたり、支障が生じるように半分はあおられているという感さえあります。
大きな必要性がなかったり、淘汰される合理的な理由がないばかりか、まだニーズが沢山ある世界でもどんどんその動きが強まっています。

人間の中身さえその早い動きに翻弄されているのではと感じるほどです。

というより、本来人間が持っていた動物的な機能や生命力、精神力などはむしろ衰退し始めていると感じています。

もちろん自分もその一人であるのですが・・・

と能書きと理屈が長くなりましたが、その一部を鉄道など乗り物中心に挙げると・・

◆鉄道
・夜行列車など各社相互乗り入れ列車の衰退
これは実際にニーズがあるし、もしくは無くなりつつあっても運賃の問題や新たなニーズを容易に構築できそうなのにほぼ全廃にむかって突き進んでいる感があります。

JRが民営化され分割化されたことで、特別な事情やニーズのある優等列車(本州と四国・北海道連絡や中京と北陸・信州、上越新幹線から北陸方面)などを除くとJR複数社相互間の乗り入れはどんどん減少しています。

たとえば東海道線では以前は東京から沼津や静岡、御殿場などに直通列車(普通、特急、急行)が数多く走っていましたが、現在は修善寺方面の特急の三島まで以外は完全になくなっています。(※)

特にムーンライトながらや特急東海は専用に(他にも多少ローカル特急で使用されていますが・・)に新造された快適な車両もその車両の寿命とはほぼ関係なく乗客が減ったなどの理由をかこつけてすべて廃止になりました。
※朝晩だけわずかに東京ー沼津間の普通列車が残っていました。失礼しました。(後記)

実際にはどちらも乗客がわざわざ減るようにする戦略をとっているとしか思えないように感じていました。

また現在でも残る大きな地域的な事情の存在しないJR各社相互乗り入れ運行の昼行列車では「特急北越」のほか一往復のみですが大阪乗入れの「ひだ」「しなの」が残っていますが、前者はおそらく北陸新幹線開通とともに廃止され、後者も時間の問題だと思っています。

・路面電車
北陸などではライトレールという新しい形の路面電車が登場して話題になっていますが、全国的に見るとこれも衰退の一途です。

これは交通渋滞や慢性的な赤字など致し方ない部分もあるのかもしれませんが、ここまで減ってくると逆にそれ自体を観光資源などとして活用できる部分もあるのではと感じています。

特に通常の鉄道からはほとんど消滅した釣り掛け駆動車(発車する時「ガーー」とに大きなモーター音がする一般的いえば昔風の車両)が路面電車は車格が小さいためかかなり残されています。

これからもどんどん減っていくでしょうから残されたものは逆に文化財的な価値が出てくるとさえ思っています。

・ケーブルカー・ロープウェイ
これも高尾山や箱根登山、アルペンルートなど一部の注目度の高いものを除き今後はどんどん減少していくと考えています。

料金が高いというのもありますが、それ以前に観光地が世界遺産やミシュラン、山ガールのメディア報道など特定の価値観によって支配されている感があり、それにはずれたところは閑古鳥が鳴いているというのが現状のようです。

近年、有名観光地として長年親しまれ伝統のある四国・屋島のケーブル秩父の三峰山のロープウェイなどが廃止されました。

特に秩父などは自然環境的にもほかの地域と比べて劣っているとも思えませんし、むしろ国立公園内で東京から最短距離で行ける深い自然を堪能できる地域です。
三峰神社など県内でも有数の神社があるばかりか、昔キャンプをしたときに河原で特別天然記念物である蝶の「オオムラサキ」を見ることさえできました。
またロープウェイ山頂駅からの眺めは高尾山などとは桁違いの雄大な眺望が楽しめ、特に紅葉の季節は絶景です。

ほかもそのようなところはたくさんあるはずでそのようなところをどんどん探し出せればと思っています。

・フェリーや航路
高速1000円・無料化や連絡橋など政策的な部分や地元の人の生活に関した部分もあり一概なことは言えませんが、他の交通手段にくらべると一番加速して淘汰されている分野であると感じています。

生活路線としても、今の風情を残した状況で目的やニーズを絞り込んで運行するということでなんとか残してほしいというふうに思っています。

特に瀬戸内海航路は多くの島々の絶景を見ることができ、使い方によっては観光資源としても存在価値が大きいのではと思っています。

また北海道などに行く長距離航路は夜行列車が大幅になくなった今そのような旅行者たちには貴重なニーズであると思っています。

過去私は青函連絡船、東京湾フェリー、神戸ー淡路、淡路ー深日(和歌山)、琵琶湖、十和田湖、芦ノ湖しか船に乗ったことはありませんが今後は少しでも存続に協力できればと考えています。

このほか駅舎や駅弁、駅そばなど長年の伝統あるものや地域業者のオリジナルがどんどん失われつつあります。

名産品や土産物さえも道の駅やサービスエリアなどが完全に主導し、ご当地グルメなどに集約されつつあります。

そんな感じで思っている今日この頃です。