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先日から私の勝手な流れで池添騎手の話が続いてしましたが、それに付随してもうひとつだけ。

少ししつこくてすみません。

大きくは報道されませんでしたが、ご存知の方も多いかもしれませんが。
先日スプリングSを快勝したカレンチャンは栗東・安田厩舎ですが、
実はそのお兄さんにスプリングソングという馬がいました。

厩舎は栗東・鶴留厩舎、池添騎手の師匠です。

スプリングソングはデビュー時から注目され、NHKマイルC6着、夏を越えて古馬との混合戦セントウルSでも3着、G1を狙える器として厩舎期待の馬になりました。

その後も順調に重賞でも好走して、昨年の京阪杯でついに重賞初制覇。
鞍上は3回だけほかの騎手が騎乗はしましたが、それ以外はすべて池添騎手でした。

年が明けて高松宮杯に向けて期待が高まりました。
年明け初戦のシルクロードSではハンデ57キロ、ここからが勝負になります。

そのときに昨日少し触れましたが、このレース前でグリーンチャンネルの取材で池添騎手は「鶴留調教師のために『なんとか一花咲かせてあげたい』」というコメントをしました。

そのひとことがひじょうに心に残り、
個人的に実力もある馬だと思っていたので、スプリングソングの追っかけがはじまりました。

シルクロードSでは本命、続く阪急杯では4頭ボックスの一角、本番の高松宮記念でもスプリングソングとアーバニティーを穴軸で馬券を買いました。
(競馬ブログ参照)

結果は残念ながら、7,4,7着でした。

でもまだ秋にチャンスが残っています。

G1の後スプリングソングは4/23にオーストラリアTに出走、ハンデ57キロながらパドトロワの2着に入り順調な再スタートを切りました。

しかしその後悲劇がおこりました。
なんと5/8に急死してしまいました。

鶴留調教師も池添騎手も本当に残念だったと思います。

動物とはいえ無念の死を遂げたスプリングソングの思いを乗せたのか、その後のカレンチャンの大活躍。

ダービー制覇、三冠奪取も大きな話ですが、
カレンチャンでG1を勝ったことが池添騎手にとっては本当に大きな意味があったし、うれしかったのではと思います。

いつも競馬のブログに事務的に当たらない馬券予想を繰り返していますが、
ずっと見ているとやはりいろいろなことがあるんだな、と感じてしまいます。

また思い起こすと、ほかの騎手のコメントでしっかり覚えているものってあまりないけど、池添騎手のコメントはいろいろな意味で本当に印象深く、振り返るとそのコメントで結構馬券を買っているのだということにも気付きました。

★追記(2022年2月24日)
2022年の追記ですが、現在サイトをテーマ別に分けて制作していて、下記のサイトで現在も競馬の記事の掲載を続けています。もしよろしかったらですが閲覧ください。