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4月29日に秩父に出現して奥さんと子ねこに相手にされなかった『赤ら顔の男』が5月2日にまた、出現した。

場所はなんと、汐留、若者の街である。

彼は以前勤めていた会社の同僚たちとの会合に参加していた。
いわゆる楽しい飲み会である。
彼はまた見境なく酒を飲んでいた。

朝、出掛ける前に、『また、酔っぱらってみんなに迷惑かけたら承知しないからね!』と既に飲む前から奥さんに怒られていたが、
そのことばは彼の左の耳から入り、そして右の耳からそのまま出て行ってしまった。
『なんか言ってたなぁ・・』

 飲むごとにどんどん顔は赤らんでいった。
もとからそんなに酒は強い方ではないのである。
そのうちに真っ赤になってきた。まるでテーブルにある酒を一人で飲み干してしまったかのような・・。

そのうち男はまたまた得意のカメラを取り出した。
彼の行動パターンは大体いつも決まっていて、ほぼ期待を裏切ることは無いのである。

例によって写真撮影を始めた。そしてシャッターを押しまくるが、酔っぱらってるのでやはりうまく写せない。

そのうち夜になり、さらに何軒かはしごをする。
かなり人数も減ってしまってかなり少人数になっていた。

と、いきなり男がすっと立ち上がる
『おれ、帰るわ』
『あっ、そう』『じゃあね』『バイバイ』(酔ってつぶれたんだね) 皆、慣れたものである。

街に出ると、『あれここどこだっけ?』
男はどこで飲んでいたのか忘れていた。
たしか汐留から・・・???。うーん、わからない。

いろいろ歩いていたら、なぜか有楽町の駅についた。
電車で東京駅にでて乗り換えようと中央線のホームに行った。
と、急に具合が悪くなり、ホームでしばらく・・・。

気を取り直し、電車に乗ったが、当然寝てしまった、

『おや?』 ふと気がつくと、またもやひと駅過ぎたところで目が覚めた。
『ひと駅でよかった・・』

ブラブラ歩いて家に帰ると、すぐバタンキューで寝てしまった。

翌朝奥さんから『なにをやってるのよ、どうせまたつぶれたんでしょ?』

またいつものように怒られるのである・・。

まったく成長のない男だった。

この話に落ちはありません。

長々と読んでいただいてありがとうございました。

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