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上板橋の猫(ねこ)の写真(画像)

私は上板橋のねこです。
以前も一度だけ登場しましたが、先日三鷹のどら猫のやつが出演したのを見て思わずまたもや登場してしまいました。

ー三鷹のどら猫くんへー
私は上板橋のねこです。
見てのとおり、私はねこでいえばいわゆる「エリート」の部類に入ります。
しかもスマートでイケ面で、君のようなでぶでぶで下品なやつとはぜぇ〜んぜぇ〜んちがいます。

君はあの中年のうだつのあがらない例の男と出会ったようだけど、
なんだ!そのときの態度は、
「ぎゃおぉぉぉぉぅーッ!」
「ふぎゃおぉぉぉぉぅーッ!」
「ふーっ!」
「ぎゃおう、バリバリバリ、めりめりめり」
と暴力をふるったらしいね。

私はそんなことは決してしないよ!
私も実はあのうだつの上がらない中年の仕事ができない男には一度会ったんだよ。

やはり彼は君の言うとおり失礼なやつで、いきなり私の写真を撮り始めたんだ。
でも私は紳士だから、君のように野蛮なことはしないで、
「そんなに私の写真が撮りたいのかいニャァオ〜ン」
「それならかっこよく撮ってくれたまえニャァオ〜ン」
とやさしく言ってやったんだよ。
そしたらあのうだつの上がらない中年の仕事ができないうえに奥さんにいつもコテンパンにやられていいる男は、
「ありがとうございました。あなたのようなすばらしいねこさんのおかげですばらしい写真が撮れました」
「これはほんのお礼ですが」
と言ってうすぎたないかばんの底のほうから何週間たったかわからないようなカチカチになったかじりかけのパン切れをひときれくれたんだよ。

私は普段から高級食事しかしないので、そう、例えばカツ節かけねこまんまかハナマサで安売りしてる煮干しか食べないんでね。
「いやあ、お気持ちだけいただいとくからそれはあなたが食べてくださいニャァオ〜ン」
とさりげなくご遠慮申し上げたんだ。

彼は「ガリガリガリ」とそのパンをかじりながら
「そうですか。あなたは本当にいい人、いやねこだ。見上げたもんだ」
と言いながら会釈をするとそそくさと帰っていったんだよ。

その日、そのうだつの・・・・・男が帰宅すると、
奥さんが
「あんた、今日は仕事どこに行ったの?」
「ああ、上板橋だよ。ほらよく行ってるじゃないか。○△先生のところでほら」
「あんた、○△先生っていうねこと遊んでたんでしょ?」
「ぎゃおぉぉぉぉぅーッ!」
「ふぎゃおぉぉぉぉぅーッ!」
「ふーっ!」
「ぎゃおう、バリバリバリ、めりめりめり」
結局彼には同じ結果でした。